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Day27 フォーカスするのは腱の強さと癒着剥がし>ストレッチ

現在のステータスは
・アキレス腱断裂より34日経過
・術後27日経過
・抜糸7日経過

当分の目標は補助無しの二足歩行
そのためには、両足均等に体重をかけ真っ直ぐ立てるようにならなければいけない。
ちなみに今の時点ではめちゃデカい仁王立ちくらいなら可能。笑

やはりアキレス腱の固さが気になるので腱のストレッチを沢山したくなるところだが、むしろリハビリ初期の現段階では腱の伸長よりも
腱周辺の強化
腱と皮膚の癒着剥がし
に多く時間を割いてほしい。

①腱周辺の強化をする理由は、
次の段階で行われる補助なしの歩行訓練やカーフレイズなど強度の高い訓練に向けて、腱と周辺の筋肉に十分な強さをつけてあげないと再断裂の可能性があるからだ。

私のPTは1つの目安として、
装具を取り払った時点でカーフレイズが出来るだけの腱とふくらはぎの強さが無いといけないと言う。

②癒着剥がしの理由としては
現時点で腱の皮下滑走がスムーズでないと、今後高強度の動きをしたときに制限がかかるからだ。

腱の強化と癒着剥がしは、出来るだけ初期の段階に注力することによって次のリハビリのスムーズな移行への手助け日常生活・スポーツ復帰の早さや後遺症・再断裂防止に繫がる


一方で現段階での腱の伸長度合いは、あくまで歩行訓練開始や荷重による自然な伸長を主とし、無理に伸ばす必要は無い。
むしろ今必要以上に伸長させると腱が本来戻るべき強度まで到達できず、その弱さから再断裂の危険性が上がってしまう


最後に私が普段行っているリハビリのメニューを紹介する。
上5つが多く時間をかけるもの、下4つがあまり時間をかけないものだ。

<癒着剥がし・腱とふくらはぎの強化> 
・常時アキレス腱周辺を摘む、押し揉み、摩擦
・足指グーパー、タオルギャザー
・椅子に座った状態でのカーフレイズ(膝に荷重しながら出来るだけ多く行う)
・松葉杖と装具を着けた歩行
・微弱電流器によるふくらはぎや腱周辺の強化

<無理なく伸長を促す動き>
・長座での背屈 (タオルなど補助付き)
・長座での自動背屈
・患側への部分荷重
・椅子に座った状態で患足のかかとを上げずに滑らせたり引き寄せる

またPTや自分の中でのアップデートがあったら随時更新していきたい。




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