スキルなし実績なし主婦が一歩踏み出すきっかけに~ランサーズブートキャンプ体験記~
「認定ランサーになるまでに独学で2年かかったけど、受講すれば半年や1年でなれるようになる。ランサーズブートキャンプはサプリ」
これは、私がランサーズブートキャンプで講師の方に言われた、最も印象に残っている言葉です。
はじめまして、ナルノマナと申します。
小学1年生と4歳の娘二人を育てながらライターをしています。
先日、ランサーズブートキャンプ(以下、ブートキャンプ)全6回の受講を完走しました。
最初は、「ライター」としての一歩を踏み出す方法を知れたらそれでいいや、という気持ちでした。
全6回の講義を終え、「自分の働き方」までを真剣に考える良い機会になったと感じています。
「ランサーズに登録したけど、何から手をつけたらいいのかわからない…」「フリーランスを目指したいけど、自分の働き方に自信がない…」
そんな方に、私のブートキャンプの体験をお読みいただき、何かを変えるきっかけになれば嬉しいなと思いと思い、筆をとりました。
応募のきっかけ~3ヶ月で2回挫折した私~
ランサーズは1年以上前に登録をしましたが、たまにアンケート回答などのタスク方式の作業をやって、月に数百円を稼いだだけで、1年ほど放置状態でした。
その後、今年の6月にパートを退職し、在宅で仕事をしたいと思い、再びランサーズにログインしました。
8月にようやく取れたプロジェクト方式の案件を、執筆する記事数の多さがプレッシャーになりキャンセル。
その後も、自分が本業にしたいライティング以外の単純作業に近い案件しか取れず、なかなか稼ぐことができませんでした。
6月にパートを辞めて無職になり、8月に案件をキャンセルした私は、3ヶ月に2度の挫折を経験しました。
シルバーに上がれたランサーズのランクもブロンズに落ち、このままではいけないと危機感が心を襲います。
そんなとき、「ライティングのセミナー動画を見てアンケートに答える」というアンケート回答の案件に当選しました。
その動画で心に残ったのが「飲み会や自己満足のための買い物をするお金で、セミナーなどを受講して自己投資しましょう」という言葉でした。
それからほどなく9月のある日、ブートキャンプの受講生募集ページを見て、先程の自己投資の話を思い出したのです。
ランサーズが開催している公式イベントという安心感から「これだ!」と思い、応募しました。
毎週水曜日の夜の講義は、心躍る時間
そして、10月から毎週水曜日の20時はブートキャンプの時間になりました。
講義はオンライン会議システム「ZOOM」で行われるため、20時までに子供のお風呂とご飯を済ませて、パソコンの前にスタンバイします。
メイン講師はお二人。全6回を通して、丁寧でわかりやすい講義をしてくださいました。
講義のテーマは毎回変わり、下記の通りです。
1. ブートキャンプのゴール設定
2. セルフブランディングを磨こう
3. 魅力的なプロフィールを作成しよう
4. 提案文を書こう
5. フリーランスに必要な経営意識とは?
6. ブートキャンプの振り返り
第2回~第5回は先輩ランサーがゲスト講師として来られ、ご自身の体験談などをまじえながら、テーマに沿ったお話をしてくださいました。
ブートキャンプのいくつかあるルールのなかに「ランサーズブートキャンプは教室ではなく、互いに学びあう『部活』」というものがあるのですが、まさにゲストの方々は講師というより、初心者から入部して、全国大会に出場できた部活の先輩のような感じです。
講義はただ受け身で聞くだけではなく、参加型です。
講師の問いかけに対して、チャット機能を使って答え、質問にも丁寧に答えてもらえます。
期間中に2回行われる面談は、少人数のグループで行われます。
同じ受講生の悩みを一緒に聞きくのも考えるのもまた勉強になり、それも大きな収獲でした。
同期の仲間には、ライターだけではなく、動画編集、イラストレーター、音楽関係など、様々なスキルを持つバラエティーに富んだ人たちがいて、いろんな背景や考え方を持っているので、話を聞くだけでも良い刺激になりました。
6回の講義を受けるだけではなく、毎回出る課題、2回の面談、講師を受講生の双方向のFacebookでのコミュニケーション。
盛りだくさんの内容で、6週間があっという間に過ぎていきました。
実を言うと私は、ブートキャンプに応募したのは、具体的なプロフィールや提案文の書き方が目当てでした…。
でも、セルフブランディングやフリーランスに必要な経営意識という、自分自身では今まで考えたことのないテーマが、自分のスキルや今後の働き方についてを深く考えるきっかけになったのです。
必ず毎回「気づき」があり、それも楽しみで、講義の時間が近づくと、「今回はどんな話を聞けるだろう? どんな気づきがあるのかな?」とワクワクしている自分がいました。
まさかの認定ランサーに
第1回の講義テーマは「ブートキャンプのゴール設定」で、受講者全員がブートキャンプ終了時に達成したい目標を決めます。
私は「ライティングの案件を新規2件以上、進行中の案件を3件継続してもらえる。ライターとしての実績をプロフィールに書けるようになりたい」と決めました。
結果は…
目標を達成できました!
それ以上の新規案件7件、継続案件4件を受注できたのは、ゲスト講師の方の「最初は1日3件、提案をした」というアドバイスと、第4回の課題だった「10件提案しよう!」のおかげです。
そしてなんと、ラッキーな偶然も重なり、認定ランサーになれました!
最終回で表彰してもらえて、自信につながりました。
そして卒業した今、実績もスキルもまだまだながらも、より明確な目標を持ち、フリーランスとして一歩踏み出すことができています。
ブートキャンプを完走して学んだこと
ブートキャンプの対象は、「ランサーズを通じて本気で成長したいけど、ランサーズを使うのが不安な方・なかなか案件が取れない方」なので、ランサーズのなかでは「弱者」です。
そこでブートキャンプでは、「弱者が戦える『戦略』」を教えてもらえます。
ゲスト講師の方は、口を揃えて「最初はみんなランクなしのビギナー」だとおっしゃっていました。
そして、私の心に最も響いたのが、「最初はしんどい。でも継続すれば、必ずブレイクアウトするときがくる」という言葉です。
最初はコネなし、実績なし。
でも続けていれば、いつか自分のやりたい仕事で稼げるようになる日がくるというのを、講師のお二人とゲスト講師の方から学ぶことができました。
最後に、私がこのブートキャンプで得たことは3つです。
1. 案件受注に繋がるプロフィール、提案文の書き方。
2. 自分が目標とする働き方、考え方。
3. 共感したり、励ましあえる仲間。
どれも、今後、フリーランスで仕事をやっていく上での大切な財産になるでしょう。
ブートキャンプに興味のある読者の方も、働き方に対する意識、プロフィールの書き方、ランサーズのランク、きっと何か一つは変わることができるはずです。
一歩、踏み出したい方はぜひ応募してみてくださいね。
《ライター・ナルノマナ》