知識ゼロでもまずやってみる。新しい働き方LAB研究員・佐野さんに聞いたチャレンジの大切さ
新しい働き方LABでは、2021年6月より「研究員制度」という新しい働き方を実験する企画を行っています。研究員制度とは自分なりの「新しい働き方」に挑戦したい、一歩踏み出してみたい、そんなチャレンジャーを応援するためのコミュニティです。
今回はそのなかで、Udemyの講座で学び、未経験からどれくらい仕事を獲得できるのかという実験ににチャレンジしている研究員の佐野さんにお話を伺いました。佐野さんの研究テーマは「知識ゼロからはじめてもライティングを仕事にできるか」。「まずやってみる」の大切さがたくさん詰まっています。
きっかけはコロナ禍での仕事激減で感じた不安
――はじめに、佐野さんの自己紹介と、研究員に応募された動機をお聞かせいただけますか。
はい、佐野と申します。よろしくお願いします。私は旅行会社の事務職をやっておりまして、現在9年目になります。コロナ禍で仕事がかなり減った時期があり、そのときに時間が空いてしまったんですね。もし会社員でいられなくなったらと考えると、自分で収入を得る方法がまったく思いつかず不安を感じていました。やってきた仕事はパソコンを使った事務で、さらに文章を書くことも好きなので、それを生かせて、なおかつお金にしなければ生活ができないと思って。
そんなときに、ランサーズで案件を探しているなかで、ちょうど研究員制度の募集を知り応募しました。
Udemyでのインプットは「すきま時間」が命
――今回、佐野さんは、Udemyの指定企画に参加されていますが、Udemyの使いごこちはいかがですか。
思ってるよりもおもしろいと言いますか、根本的にUdemyはいつでもどこでもオンラインで受講できるのがすごく使いやすいですね。
すきま時間で、少しずつ利用しています。
――通勤の空き時間などですか。
そうです。講義まるまる1本を連続で見たことはないです。セクションが1本ずつ短いので、見られるタイミングで受講してます。そこがUdemyのメリットだと思います。ライティングの講座は、私のような初心者に大事な「SEO」について初歩から習える講座があり、その点でもUdemyは役に立ってます。
研究で予測されるゴールは?
――研究員になられてから半年ぐらい経ちますが、参加されて収入面や気持ちの面で何か変化はありましたか。
7月ごろから別のクラウドソーシングサイトで当選した20記事を執筆する案件に取り組んでいます。なかなか重たいですが、今やっと15記事納品したところです。
でも、毎週1記事以上を納品し続けていると、書くスピードは格段に上がりました。最初のほうは構成から多くの修正をされていましたが、最近は言い回しなどを30~40分で対応できるぐらいになってきました。ライティングに関しては成長してるのかなと感じています。
実はこの案件の前に、初心者歓迎の別の案件に当選しましたが、途中でお断りされたことがあり、かなり落ち込みました。
しかし「次は、実際にできるものを」と探して、今の案件と出会い、頑張ってみようと思いました。悔しい思いから始めたのが大きかったですね。
収入面は、研究員の期間だけではその1案件分しかないので、あまり……。お小遣い程度にしかなってないんですけど。
――研究員制度は「どんな結果になっても良い」がルールのひとつですが、最初に考えていた理想のゴールと、現在予測されるゴールでは違いがありそうですか。
今のところ、目に見えて収入には繋がっていないので、結局、自分が成長できていると思っても、クライアントにとって私は価値があるのかを試せていないというところです。
今の案件が完了すれば、やっと少し結果が出るのかなというところなので、研究の期間内に終わるかは微妙なところです。
――ご自身が成長したことが、立派なゴールだと思いますが、いかがでしょう?
書くスピードが上がりましたし、修正が少なくなってクライアントに評価してもららえているのかなと思います。ちょっと力がついてきたのかなと自信を持てるようになりました。今後はこれを活かしていくことが課題かなと思います。
【まず行動】新しいことをチャレンジしたい方へのメッセージ
――最後に、研究員制度に興味を持っている方や新しいことにチャレンジしたいと思っている方に向けてメッセージをお願いします。
やってみようと思ったとき、やり始めれば時間は必然的にできてくるので、まずは動きだすことが大事です。頭で考えるよりも、やってみてからやれることを考えていく。
興味があるジャンルが今までやってきたことと違っても、まず勉強する、挑戦したいことを日々努力してみることが大事かなと思います。
――やってみるということですね。
まず行動です。 やらないと、変わりません。
――本日は貴重なお話をいろいろありがとうございました!
《ライター・マユナ》
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