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[2.8]2.80で追加されたベベルモディファイアオプション

Blenderではモディファイアを使うことで、ポリゴンを直接編集することなく形状を変更する(非破壊編集)ことができます。

そういった場合によく使われるのがベベルモディファイア。2.80で使用できるオプションが増えたので、今回はそれを見ていきます。

Miter Pattern

ベベルの Miter Pattern オプションが追加され、SharpPatchArc から選択できるようになりました。

下図、左から、SharpPatchArcをそれぞれ指定したもので、さらに中段・下段はSubdivision Surfaceモディファイアを追加したもの。オブジェクト中心あたりのメッシュの構成に注目。

Harden Normals

Ngonは悪か?さて。

スムーズシェーディングが有効な場合に、ベベルモディファイアで角を落とした結果としてできた多角形の平面がシェーディングエラーを起こす(=平面に見えない)ことがあります。これに対してベベルモディファイアで「同一平面の法線を維持」することで「平面らしく見せる」、Harden Normalsオプションが追加されています。

あらかじめ Auto Smooth オプションにチェックを入れておきます。

あわせてオブジェクトモードでオブジェクトを選択した状態で右クリック > Shade Smooth をクリックします。

下図、中段が Auto Smooth のみ有効、下段がAuto Smooth 有効および Harden Normals有効の場合の表示です。

Tip: Matcapを使って表示をチェック

Matcap表示を使って、面の滑らかさや凸凹具合を視認しやすくすることができます。

また、2.80からMatcap用画像をユーザーが追加することもできるようになっています。

ちなみにMatcap画像追加の手順はこちらに記載しています。


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