[2.8]アニメの「横向き口」をシェイプキーで。

題名の通り、です。以下のツイートにインスパイアされました😆

全部Grease pencilに任せるのも効率が悪いので、
3D側では、特定のアングルでのみ成立する特殊な口の造形を作っています。
横を向いた時のこういう口は、表現的な嘘が入って魅力的になっているため3Dで正直に作る事は出来ません。
3D側でどこまでやって、2Dにどこを振るか。
考えるのが楽しいですね。 pic.twitter.com/ATNLySxX7y

— ぽぷりか (@POPREQ) May 6, 2020

アニメの「横向き口」、ってどうやって実現しましょうかねえ、ってお話。まあいくつか考えられると思いますが、自分の持っているBlenderが同じBlenderなのかちょっと試しに、ってところ。

noteってvimeoの埋め込みって正方形の画像だとしたが切れちゃうんですね。仕方ないのでリンクからどうぞ。再現する、ってわけではなく「できるかどうか」の確認みたいなものです。

・ Anime Mouth on Vimeo

さてさて今回やった作り方のメモ。

メッシュを用意します。左向き、右向きにシェイプキーを用意します。

・Base 正面顔
・Left ←左側に唇を寄せた感じ
・Right ←右側に唇を寄せた感じ

ちょっと手を抜いて、ワールド原点位置のEmptyを回転させることでカメラを回し、Emptyの角度でシェイプキーのかかり具合をそれぞれ設定しておきましょう。

Emptyは0d-360dで回ります。

少し面倒だったのでEmptyの回転値(ラジアン)をそのままシェイプキーのドライバの値として入れました。

Left:

 var * .8 if var <1.25 else (1.0 if var < pi else 0.0 )

Right:

(1-((var -5.03)* .8)) if var  > 5.03 else (1.0 if var > pi else 0.0 )

定位置のカメラだと

こうなります。