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[2.8]フォントの話

小ネタ2 本。メインは2つめ。

1. UI用フォントを設定することでアゲアゲ

日本語設定してもなんだかフォントが味気なくてやる気にならない時は

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UIフォント変えてみると気分アゲアゲになっていいぞ?っていう

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フォントサイズを少し大きくして主張を強くして

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これに加えてテーマファイルを入手して色変えるとかやりはじめたら「もうやばくね?」ってレベル。

なお、今回使ったフォントはやさしさゴシックボールド

ちなみにフォント指定するところは テキストレンダリングパネルの中の UI用フォント

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っていうのは昔のバージョン向けにも書いているのですよね。

2.メッシュ化した3Dフォントオブジェクトのクリーニング方法

(さて、英語UIに戻して…)

Blenderはテキストを指定のフォントで3D空間上にオブジェクト化できるんですが、これをメッシュ化して使いたいときにちょいちょい問題が出てきます。3Dテキストからメッシュの変換がちょっと残念な感じなんですね。

数がそこまででなければ手動でメッシュのクリーニングをします。

例として「o」「t」の文字で。

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まずは オブジェクトモードで Object > Convert to > Mesh from Curve/Meta/Surf/Text でメッシュオブジェクトに変換します。

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[Tab]キーを押してエディットモードに入ります。

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頂点が全て選択されている状態で [X] > Limited Dissolve で隣接する面同士をくっつけてしまいます。

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「o」の方は比較的簡単で、[Ctrl]+[T]で三角形化、[Alt]+[Q]で四角形化してだいたい良さげな感じのポリゴンになります。

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「t」の方はちょっと厄介です。縦棒と横棒が交差するところにある面をまたぐ辺が1つと思いきや、3つだったんですね。

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重なった3つの辺を削除します。[2] で辺選択モードにし、下図の赤く囲んだあたりにマウスカーソル置いて辺を選択し、[x] > Edges で辺を削除します。選択して削除を計3回やります。

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輪郭だけになったので、輪郭全体を[L]で選択して[Alt]+[F]でフィル、[Alt]+[Q]で四角形化してしまいます。

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こんなもんですかね。

おまけ:ベベル・インセット時の辺が交差する問題

鋭角な部分をインセットコマンドを使って面を差し込むと辺同士が交差してねじれた面になってしまうことがあります。これを Tiny CAD Mesh tools を使ってうまいことやってみることにしましょう。( [2.8]Tiny CAD Mesh toolsで交点を生成 )

赤で囲んだ部分が問題箇所。

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まずは交差した(頂点を作りたい)辺を選択し、右クリック>TinyCAD>VTX|AUTO をクリック。あとは不必要な頂点の削除と面の貼り直し。

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はい、お疲れ様でした。


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