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ベンジンカイロの消火袋に

さて、先日ZIPPOハンドウォーマー、ベンジンカイロに触れた記事書いていました。

で、このベンジンカイロ、消火する(反応を止める)ことが機能としてついていないんですね。じゃあどうするの?っていうと

  1. 火口を外す(火口を直接持つと火傷するおそれがありますので推奨されません)

  2. 密封できる袋に入れて反応する酸素がなくなるまで数分待つ

  3. 入れた燃料が尽きるまで放置

ってことになるんですが、「場所を選ばず、さっと消火したい」場合に 2. の方法が最適となると思います。

そうなると「密封できる袋」が必要になります。カイロ自体発熱しているものなので、低い温度で溶けてしまう袋だとマズいですね。耐熱温度は100℃欲しいところ。最初に思いつくのは「ジップロック」あたりでしょうか。

Q.「ジップロック®」のバッグシリーズの耐熱温度は何度ですか。
A.「フリーザーバッグ」「ストックバッグ」「スタンディングバッグ」の耐熱温度は約100℃です。
「イージージッパー」の耐熱温度は約80℃です。

よくあるご質問 - ジップロック®

まあこのタイプの袋でもいいっちゃいいんですけど、最近キャンドゥに行った時にたまたま見つけた袋が良い感じ。他の100均チェーンでも販売している様子ですけど。

購入したのは「ドリンクパウチ 持ち手タイプ 400ml」。本来は「映えるドリンク」を入れるためのもののようですね。耐熱温度の表記も100℃とあってOKですね。ベンジンカイロの消火袋に使うんですけど。

目的としては密封できればそれでいいのですが、この袋は自立できるので平らな場所の面積を多く取らない、置いた場所とカイロが直接触れることがなくしっかり距離を取れる、という点が利点ではないかなと思います。持ち手部分をフックなどどこかに引っ掛けるという形でも使えます。

カイロ自体100℃を超えるわけではないのですが、例えば机に平らに置いた場合にカイロの熱が伝わる形になってしまいます。(机の)材質によっては高温がダメなものもありますから念のため、ですね。

この袋の底を自立できるように少し広げて、フリースの袋に入った状態のままカイロをIn。空気を逃して上のチャックを閉じます。そして袋を立てて放置。すると数分でカイロの温度が下がってきて反応が止まったことがわかる、という感じですね。

ただ、当然と言えば当然ですが「酸素を使い切って反応を止める」ということなのでフリースの袋共々ベンジンくさくなります、割と驚くくらい。カイロの温度が低くなったことを確認したら、取り出して放置したほうが匂いが和らいでくれますね。

なお、間違ってもこの目的で使用した後の袋にジュースとか入れないように気をつけ…ましょう。

「全世界共通モデル」???

えーと、Zippoハンドウォーマーって新しいモデル(?)出ているんですね 。「全世界共通モデル」???

なお、旧モデルだとハクキンカイロの火口が使えるのと、綿交換も比較的簡単に出来ますね。

異なるカイロ本体でも同じ火口を使えるケースはありますね。もちろんモデルごとに異なる可能性はあるので確認は必要になるんですけれど。

上の小さめのサイズのカイロだったらダイソーのチャック式シリコーン保存袋のちっこいやつを消火袋として使ってもいいかもしれないなあとか。ちなみにZippoのは高さ的に無理っぽいっすね。


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