[2.8]🍩補講(?)
さて、個人的にオススメしているBlenderのチュートリアルに「ドーナツ」チュートリアルがあります。
noteの記事としても書いてます。
ところで何度か「アイシングに細かい穴が空いている」というのを見かけました。
「こんな感じ」というのをもっと簡易な形状で再現してみました。
手順的には「アイシングを作って」「サブディビジョンサーフェスモディファイア適用して」「スカルプトモードにした」時にこのようになるという感じでしょうか。
回答:モディファイア適用の直前で、1度 Edit モードにして Unhide([Alt]+[H])で全ての頂点を表示させる
実はサブサーフェスモディファイアを適用する手順の前に「問題起きるから」とドーナツのお兄さんは簡単に言及していたりします。
そしてこれは Blender Stackexchange でも既に回答が出ています。
タネアカシ
穴が出来てしまう手順でモディファイア適用直後に[Tab]キーでEditモードにして、Unhide([Alt]+[H])コマンドを実行すると、頂点が飛び飛びで選択されて表示されると思います。
これはモディファイア適用時に新しく生成された頂点はUnhide状態になり、モディファイア適用前に選択していたものはHideの状態のまま、という状況ですね。
オブジェクトモードは頂点のHide状態を無視しますが、スカルプトモードでは頂点のHide状態は反映されます。
気付かずにスカルプトすると
そして穴が空いていることに気付かずにスカルプトブラシでナデナデするとこんな感じに。
モディファイア適用前に一回保存しておけば、手戻りも少なくなります。
まとめ
まとめます。
・頂点を隠す操作+モディファイア適用 で起こることがあります。
・モディファイア適用前に、[Alt]+[H]で全ての頂点を見えるようにしておく必要があります。
・こまめな変更のたび、特に適用操作がある場合にはその前でファイル保存
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