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アデル タティスJrを超える。

今季覚醒の予感を感じさせまくるアデル

今季はRFで守備につきスタメン起用が非常に多く期待が高まる中
同ポジションで21年本塁打王のSDのタティスJr
今季の成績を比較しました。

まずはタティスの功績から

フェルナンド・タティスjr

ドミニカ共和国出身の25歳
通算113本塁打の父、タティスの息子で
現役の中でもトップクラスの5ツールプレイヤーとして君臨。

25歳と若手ながら
・20年本塁打3位、打点5位
・21年本塁打王、盗塁数3位
・シルバースラッガー2回
・ゴールドグラブ1回
・プラチナゴールドグラブ1回
・オールスター1回

と素晴らしい成績を若いころから残している選手。

キャリアハイの21年は
.282 42本塁打 97打点 25盗塁と全てにおいて高水準。

23年も.257 25本塁打 78打点と躍動。
また23年には全てのポジションで一番守備で貢献した選手に贈られる
プラチナグラブ賞
も受賞した逸材です。

ではなぜアデルがタティスJrを超えたのかいくつか指標を上げます。
同い年の二人を比較してみました。

まずはお互いの今季の打撃成績です。

タティス
40試合 .255(157-40) 7HR 21打点 6盗塁 OPS.773 三振率24.0%


アデル
30試合 .259(81-21) 5HR 14打点 7盗塁
OPS.817 三振率26.0%

打撃面で言うとほぼ互角
タティスが不調?と思われる方もいますが23年のシーズンと概ね変わらないので極端に不調とは言えないです

ただ打数の差が約2倍ある中でアデルは既に5本塁打 14打点を記録。
同じ打数を立つと10本塁打 30打点ぐらいこのペースで行けば行けそうですね。
盗塁数もアデルが上回っていますね。
ただ打席数が増えることで不調に陥ることもあるので断言はできません。

結論 
このペースでアデルが打撃成績を残せたらタティスより上。
現状はほぼ互角、ややアデルが上と言えるでしょう。

次に守備指標を見てみましょう。

アデル
RF 177.9イニング
DRS+0 / UZR+1.1 / UZR/150 +25.7

タティス
RF 346.1イニング
DRS+0 / UZR+0.5 / UZR/150 +3.1

イニング数に違いがあるので
積み上げ式のUZRはあくまで参考程度。
しかし試合数の条件を揃えて選手を比較するために作られた
150試合換算したUZR/150ではアデルの方が+22.6も高いです。

ちなみに去年タティスがプラチナグラブを獲得した際のUZRは+13.8
UZR/150で+17.2でした。

現段階で言えばアデルはゴールドグラブとプラチナグラブを両方獲得できる可能性のある位置にいるということは事実です。

これからの守備がどうなるかは分かりませんが
たまたま確変状態だったのか、それとも本物なのかは
これから分かりますね

今季に限っては打撃面と守備面でアデルの方がスタッツが良いということが分かりました。
ただしイニング数や打席に差があるのであくまで現時点のみ。

まだまだ油断はできません。
シーズンを通して長期的に稼働するのは今季が初めてのアデル。

どこまで大成してくれるのか期待が膨らむばかりです

タティスJrのような5ツール揃った選手になってくれることを
心から期待しています。

閲覧ありがとうございました。

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