共依存

 
前回は、
 
「奪われる恐怖」を体験すると、物に対して執着しがちになる
 
という事を書きました。
 
今回は
 
「人に対しての依存」
 
について書こうと思います。
 
 
 
前回に書いた、この
 
「奪われる恐怖」
 
を持つ人には、物だけではなく人に対しても恐怖を感じる事が多いです。
 
「恋人を奪われるかもしれない」
 
という事に対して、極度に恐怖や不安を感じる人は、幼い時に
 
「奪われる恐怖」
 
を体験した事があるかもしれませんね。
 
 
第一子が、特に女の子だった場合、
 
「母親が長女を部下にする」
 
という事も以前に書きましたが、このケースは、共依存になるケースが多いです。
 
母親は、長女を部下として使うのですから、何でもやってくれる?長女に依存します。
 
長女としては
 
・母親から認められたい
 
・母親に注目されたい
 
という気持ちがあります。
 
ですから、長女は、母親の言う事を聞くようにするのです。
 
そうすれば
 
・自分の心を埋められる
 
・弟や妹から母親を奪う事ができる
 
という考えが働くから。
 
 
しかし、そううまく行く事はなく、長女はただの母親の部下として働くだけになってしまうのです。
 
それに気付けないと、ただの共依存になってしまうだけなのです。

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