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でも、なんか、満たされてない。【蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~ 】

こんにちは、またお会いしましたね。私です。常夏☆まんぼうです。

蓮ノ空OPライブイベント「Bloom the Dream」参加されましたでしょうか? 私は昼・夜共に配信にて参加しました。

ええ、ええ。分かりますとも。あれはとんでもねえライブだった。

おや、まだ視聴されていない? そうですか。ずばり貴方は人生の半分を損している……なんて、野暮なことは言いません。しかし、人生のスタートラインくらいは早急に通過するべきと具申します。あの日のパシフィコにはそれがあった。

アーカイブは6/11 23:59まで

しかし、タイトルの通り、あんなに素晴らしいものを見たのにも関わらず、私の心は満たされていないのです。

オタクが日々の苦役を乗り越えるのに必要な活力を得るためのライブで、そんな不条理があってたまるか。

この記事では「Bloom the Dream」の何が私をそうさせるのか、一体何が悪かったのかを振り返っていきます。

私が見る世界の道理はいつだって私が知っているのだから。

それでは、まずは良かった点から。

「Bloom the Dream」の良かった点

イベント構成

セトリを含むイベント構成はライブ終了後すぐに公式からツイートされていました。蓮ノ空の運営はやり手だと常々感じます。

トークとライブに分かれた二段構成ですが、注目すべきは披露された曲数ですね。いち、に、さん……、じゅうろく、16ゥッ!? トークコーナーを含むイベントでこの曲数は明らかに多い。

それもそのはず、14:30に開演した昼公演は17:00まで開催されていました。夜公演の開場が17:30なんですがそれは……

オタクの退場から入場まで30分しかマージンがないという限界バトルを叩きつけられてます。タイムリミットまで全力で楽しませるという気概を感じる。

この時点で配信チケット3500円の元は取れているでしょう。このライブ、マストバイだと思います。

トークコーナー

開幕の「Dream Believers」に続くトークコーナー、昼公演はいわゆる「ファンネーム」、夜公演は「ユニットのキャッチコピー」について事前に応募した案を元にわちゃわちゃと議論するものでした。

孫くらいに可愛がられる楡井希実さん。最年少なのにトーク進行の要を担う野中ここなさん。目が口ほどに物を言う花宮初奈さん。蓮ノ空すきすきクラブをこよなく愛する佐々木琴子さん。ずっと楽しそうだからこっちまで楽しくなっちゃう菅叶和さん。ありのままに振る舞う月音こなさん。キャストの個性やそれぞれの関係性、蓮ノ空の仲の良さが分かり、とても面白かったです。

一番の見所は夜公演のDOLLCHESTRAのキャッチコピー、あるいは昼公演の「泥」です。月音こなさんはオタクの好みを熟知して在られる。

ちなみにトークコーナー締めの言葉は「ここからは"ライブパートの後半戦"で~す」でした。前半戦は「Dream Believers」の1曲だったんですが、ここからたっぷり15曲披露なんて誰が予想できたでしょうか。

ライブパート

全てを語るにはインターネットの余白が足りませんので、一部だけを抜粋して紹介します。

まず何といってもセトリが良い。

スリーズブーケ
「水彩世界」「フォーチュンムービー」

DOLLCHESTRA
「AWOKE」「ツキマカセ」

というように、「始まりの曲」+「恋愛ソング」の流れで真打登場、みらくらぱーく!のターン。

「一体何ド!を披露するんだ~!?」と観客全員が期待し、理解し、満たされた瞬間だったでしょう。

あのピコピコイントロに揺さぶられない心など無いのだから。


瞬間、新曲でも披露されたんかって程の歓声と、DNAにでも刻まれてるんかって程に熟練したコール……ふぅ、ふぅ、「ド!ド!ド!」はやっぱり最高だ……

大満足のオタクくんは「この後は全体曲とかやって終わりやろ」の構えでした。

菅叶和さん「みらくらぱーく!の楽曲はまだ、『ド!ド!ド!』しか皆さんに聴いていただけてないですよねぇ~??」


っ!? 「ド!ド!ド!」か!?
もっかい「ド!ド!ド!」なのかーーーーーーーっ!!??

菅叶和さん「なんとなんと! 本日この場で始めて、新曲を披露させていただきたいと思いま~す!!」
月音こなさん「それでは聴いてください。みらくらぱーく!で、」

『ハクチューアラモード』


(なぜか存在するライブ映像)

くぅ~~盛り上げ方がうめぇ~~!!!

瞬間、新曲でも披露されたんかって程の歓声(夜公演は新曲だって言ってんのにデケェコールが響き渡ってました)。ぷりてぃをきゅーとで煮込んだような♡あまあま♡な恋愛ソングに私の心は大気圏をぶち抜いたまま帰ってきません……ふぅ、ふぅ、私の人生は「ハクチューアラモード」のためにあった……

あと、新曲をサプライズ披露する時は事前に言っといてください。心臓が持たない。

大満足のオタクくんは「この後は全体曲とかやって終わりやろ」の構えでした。

みらくらぱーく!が捌け、刹那の静寂。ステージの薄闇に浮かぶは、

──静と動の共鳴(読み:レゾナンス)ッ!!


えっ!? まだ、ユニット曲を楽しんでいいのか!!!???

……という風に、何段構えにもオタクを楽しませてくれるセトリでした。

次に各ユニットの推しポイント〜を綴ろうと思ったのですが、アーカイブの公開期間が迫っているので割愛。書き始めると結構なボリュームになるのが目に見えているので……ちゅっ♡ 甲斐性のないオタクでごめん。

幕間

これがまた良い〜!!のですが、単純なネタバレになっちゃうので詳細には触れません。見てない人はアーカイブを見てくださいっ♡(CV:月音こな)

トーク→ライブ間の幕間は、キャラクターによるコントが披露されました。おそらく時系列的には瑠璃乃が帰国した後であり、その時期の関係性に沿うよう、キャラクター間で呼び方の変化も見られました。ああ、何処までも世界観に忠実。

アンコール前の幕間は彼女たち「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」が背負うものと、「Bloom the Dream」というライブの評価が明確に分かるものでした。それは私達が決めたのだ。

そして、この幕間はアンコール曲「On your mark」への前振りとしても最高に機能していて……瑠璃乃、お父さん誇らしかったですよ。

ライブを振り返るほどに「Bloom the Dream」が如何に素晴らしかったか、その事実が浮き彫りになる。

はてさて、このライブに足りていないのは一体何だったのか。それでは本題に入ります。「Bloom the Dream」の悪かった点だ。

「Bloom the Dream」の悪かった点

このライブを100点満点で評価するなら、ステージ上の6人、いえ12人と、現地・配信を含めた観客、ライブの運営に関わった皆様方の点数を合わせて100億点です(日野下式足し算メソッドを採用)。

胸を張ってトンデモ得点を叩き出せる非の打ち所がないライブに、悪かった点なんてものが存在するのか……? 

この記事を書いていくうちに答えは自ずと見つかりました。ふと、口に出ていたのです。「私も現地で参加したかったなぁ……」ってね。答えはいつも私の中にあるのです。

つまり、「Bloom the Dream」の悪かった点。それは、

──現地に居ないお前です。


心がこんなにも満たされていないのは、「Bloom the Dream」を生で浴びられなかった後悔だ。

はい、というわけで、すみません。茶番でした。怒らないで。

だってだって、「Bloom the Dream」が、「蓮ノ空」というコンテンツが、私の思っていた以上に良いものだったんです。

良いなら良いと先に言っといてくれ。それも一過性の"良い"ではなく、これからも良いと信頼でき期待させてくれる"良い"です。超良い。

それに、チケットはご用意されなかったんじゃあない。応募しなかったのです。私自身が選ばなかったのです。悔しい。選ばなかった未来が眩しすぎて、悔しい。

次こそは、全身であのきらめきを浴びてやるのだ。

それでは、まだ満たされぬ蓮ノ空ライブ現地未参加勢の皆々様、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ1stライブツアー「RUN!CAN!FUN!」で人生のスタートラインを通過しましょう。そこにはきっとそれがある。

私と一緒に、蓮ノ空と一緒に、焦らずゆっくり生き急ぐのです。

それでは、また。

追伸

お察しの通り、パンフレットを買えてないオタクです。事前物販の時はこんなにハマると思っていませんでした。私のようなオタクも多かったようで、当日物販は4時間並んでようやく購入できるほど長蛇の列だったらしく、「蓮ノ空」というコンテンツの評価がこの数か月でどれだけ変動したかを際立たせるような現象でした。

1st現地で「OPパンフレットを読み聞かせても良いよ〜」という救世主様は私までご連絡ください。

全ての選択を間違え、もがき苦しみながらも這いずり行く、常夏☆まんぼうの快進撃に今後ともご期待ください。

(それと、ブログのスキを「ぽちっ♡」としていただけると私が大変喜びますので、何卒。)





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