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アルケミーコラム「Lucid Life」

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現代をアルケミストとして生きる日々の徒然。 一人で抱えておきたいことこそ、シェアすることで人は囚われから解放されると言われる。魂と思考と感情の囚われを解放する日々のあれこれ。
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#カバラ

錬金術を伝えると決める。に至った話

私はずっと自然療法の世界にいて、 その中で、精油を錬金術的に使う方法というのを好んで使ってきた。 それはその人が痛みなく、抵抗反発少なく、 自分の心を扱えるようになり、自分で自分を導いていけるようになる。 そういう成長曲線が見えるからだ。 私のキャリアは自分の年齢とは逆行して、 アンチエイジングのメディカルエステから始まり、 自然療法を扱うセラピストなり、香りを扱う錬金術師になった。 それで今は、その香りの錬金術の大元の理論、仕組みをお伝えしたいと思うようになっている。

カバラを学んで10年経っていた。

ちょっと前に学んだと思っていたのに、 古いノートを見返していたら、カバラというユダヤの教え(密儀)を学んだのは、10年も前のことだったということに気付いた。 あれからわたしは、自分の人生の哲学の柱にカバラの教えを据えている。 学んでまだ数年と思っていたのに、10年を超えていた。 大いなる学びの前で私たちは永遠のビギナーで居られるけれど,その永遠のビギナー精神を脱いで,中級編突入だわ。と意識的にステージを上げていく必要がある感じている。 謙虚さは大事。 でも,謙虚という罠

アルケミストとカバリスト

「肩書きを10個書き出してみるってワークがあったんだけど、 わたしはカバリストが一番しっくり来た。」 と同じく錬金術を学ぶ友人が言った。 それを聞いて、とてもしっくり来た。 我々は日常ではセラピストだったりするけれど、 私たちの生き方の指標は古代からの叡智に基づいている。 わたし自身も職業ではなく、 自分が何者かと言われたら「アルケミスト」と答えると思う。 自分から「どうも、錬金術師です。」と言うことはないし、 言われてもなんか照れくさいですね。となる。 でも、いつか