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私がATEEZを推し続ける理由

私が"乗船"してから、早くも一年が経とうとしています。いい機会なので今の時点での自分の愛を記録しておきたいと思い、死ぬほど久しぶりにnoteを開きました!私がATEEZを知った時のこと、沼に落ちていることを自覚した時のこと、そして1年間追いかけてきて感じたことなどをつらつらと書いていこうと思いますが、ド理系人間なので文章がド下手です、許して(都合のいい時だけ理系ぶる人)

1. 出会い、そして乗船

私がATEEZに出会ったのはキングダム...と言うことが多いんですが、本当に最初にATEEZに触れたのは2020年の12月だったようでインスタのストーリーにAnswerを上げ、「へえ...いいじゃんこの曲」などと偉そうに宣っているアーカイブが残っていました。しかしそのままATEEZをしっかり調べようとすることはなく(当時の推しグルが鬼のように供給が多かった...)、2021年、キングダムの放送が始まります。BTOBやスキズちゃん、iKON、初恋のチャンミンおっぱ(黙)が気になって見始めたキングダム、そこで気付いてしまったんですよね......ATEEZが只者ではないという事に。

言うまでもなく。これ...というか、これがキングダムの3話とかの最初だったんですっけ?とにかく週を挟んだんですが、この放送のひとつ前の放送の最後に次回予告が出るじゃないですか。そこにあの四段高音があったんです。

あ、これ、絶対ATEEZが一位とる。

予告の時点でこれを確信させてくるグループってなんなの????というのが、本格的にATEEZを知ろうと思った契機だったんだと思います。ジョンホちゃんには一生頭が上がらない。
ここからは一瞬でした。WonderlandのMV、音楽番組を見て、このとてつもなく凛々しい綺麗なお兄さんは誰ですか!?と。制服をかっちりと着込んで鬼気迫るパフォーマンスをして、エンディングでは文字通り汗を流しながらもびっくりするくらい温度のない静の顔をするソンファさんに惚れたんですね。いや、あなたサニペンじゃなかった...?とつっこまれそうですがこの時はまだちゃんとメンバーを覚える前で、ソンファさんの顔が死ぬほど好きでした、はい。

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ちなみにこの時のエムカです。
このいっぱい装飾のついた重そうな制服も、最初の謎めいた映像も、少し変わった髪型も、全てが刺さりまくったWonderland、これが代表曲なのだろう、と。しかし一瞬で私のこの認識は覆されます。

ATEEZには代表曲という概念が通用しないのかもしれない

とりあえず曲を聴き漁ることから始めた私は、タイトル曲っぽい曲(主役級の曲)の多さにまず驚きました。絶対にこの曲、タイトル曲だ......とMVを探したら無い、という驚き。(WINとか。WINとか。)
タイトル曲だけでもデビュー3年目にしては多く、どの曲もものすごく印象が強いんですよね。「これがATEEZの代表曲だ」と言うべき曲がなんなのか、いまだにはっきりと言うことができないくらいです。その中でも特に好みだったINCEPTIONのサンくんのチッケムを見てしまったことで、確実に私の中のチッケムの意味、もしくはアイドルの意味、もっと言えば人生が一変します。

입덕직캠が입덕직캠たる理由がこのチッケムです。

これほどまでに心を揺さぶれるステージを、見たことがなかったように思います。憑依型、と表されることが多いサンくんのパフォーマンスは、特にこの音楽番組のステージでは一つの映画か、芸術作品を見ているような没入感を見る人間に与えてくれます。ただ憑依されているというよりは、サンくんが曲を理解して、自分の中で解釈を行い、鏡を見ながら研究に研究を重ねた上で、曲に迸っている感情をまっさらで冷静な自分に纏わせている、という感じがしています。伝われ...
というような感じで、無事サンくんの沼に片足を踏み入れてしまったという訳です。

2. 誰でも楽しめる独特な世界観

 防弾少年団の学校三部作と花様年華が成功を収めて以来、K-popにおける"世界観の設定"の重みが増し、細かく設定が決められた世界観を持った曲やアルバムを出すグループが増えました。ATEEZにも世界観があり、一言で言えば"海賊コンセプト"です。しかしこれもそう単純な話ではなく、アルバムのシリーズがtreasureシリーズ、FEVERシリーズとこれまでで分かれており、シリーズ内、2シリーズを通して、いずれも関係するストーリーラインとなっています。このストーリーはかなり緻密に設計されており、まだわかっていない部分もあれば疑問が残る部分もあったり。(次のシリーズで解き明かされるかな?)正直、かなり難しい
 でもATEEZの世界観は、考察厨でもそうでない人でも誰でも楽しめるものとなっています。
 一貫して海賊コンセプトで、なにやら砂時計がめっちゃ重要らしいという事は割と初見でもわかるMVとなっているので、実はストーリーが全然わからなくてもその雰囲気を楽しむことができます。私も正直のところあんまりちゃんと理解できていない部分も多いですが、海賊コンセプトも、ストーリーの雰囲気もかなりユニークなので最初から惹かれました。だって海賊、で続けるの難しいじゃん...険しい道選びすぎでしょ...
 勿論、それだけ細かく作り込まれたストーリーラインなので考察のしがいがあり、新しくMVが出ると世界中の考察厨が狂喜乱舞して考察しています。だからMVもよく回る(一言多い)。MVの完成度の要素としてその曲の雰囲気に合った演出、パフォーマンス、ビジュアル、などを考慮しながら世界観の要素までそこかしこに散らばめるの、器用ですよね...
 ちょうどFEVERシリーズが終わりを迎え、次はtreasureシリーズの続きらしいのでどのようなストーリーが広がっているのか本当に楽しみです。

3. 安心感と信頼

こうして沼に落ちていった訳ですが、曲やパフォが好きでもきちんと応援したい、追いたいと思えるアイドルは多くはありません。ATEEZの大きな魅力の一つとして人柄の良さと、メンバーの仲の良さも挙げられると思います(仲が良すぎてメンバーを食べるメンバーが続出している気がするけど)。

(1) 自己肯定感爆上げティーズ
ATEEZを知って様々なコンテンツを見ていく中で感じたのが、「肯定的な言葉がとても多く聞こえてくる」ことでした。「すごい!!」「今日のお前めっちゃかっこいい!!」「なんでこんなかっこいいの」etc...。目の前にいるメンバー「ときめくよ」て言っちゃうのがATEEZの通常運転です。
この動画ずっっとお互い褒めちぎっててこっちまで自己肯定感上がるわ↓

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なんでも"自己肯定感up強化期間"なるものがあったりするらしく、照れすぎてやめてくれ...!!てなるほど褒めちぎるようなことが日常茶飯事。勿論愛のある揶揄いも小学生のじゃれあいみたいで可愛くて大好きですが、褒めポイントを見つけてそれを言葉にするということは簡単ではありません。それが日常的にできているATEEZ、素敵じゃないですか?
ただ、その褒め言葉も闇雲に出てきているものではなく、お互いに関心を持ち、よく見ているから出てくるものなんですよね。彼らのルールには「ステージのフィードバックは待機室に戻ってからにしよう」というものがあるそうです。これはデビューステージのバクステでお互いにフィードバックが多すぎて混乱してしまった事からできたルールらしく、彼らがパフォーマンスの面でもお互いをよく見ていることがわかります。(ステージの完成度へのこだわりもすごいよね!)(出典はit's live

(2)仲良しティーズ
ATEEZは98line二人、99line悪ガキ最大勢力五人、00lineのマンネが一人と、八人グループにしてはぎゅぎゅぎゅっと固まった年齢構成になっています。これだけ同い年がいたら98lineの子はまだしも00lineの子は肩身が狭いんじゃ...と最初は思いましたが、蓋を開けてみればいい意味で年齢差を感じない、仲良し兄弟でしかない。長兄が世界中の海を集めたような心の広さを持つおかげか「ククズに混ぜてもらってるお兄ちゃん」といったお決まりの構図ができているのも、ホンジュンさんが暴君キャラなのも、マンネが大人びていて「やれやれ、付き合ってやるか...」という雰囲気を出しているのも、そういった流れに持っていかせるククズの子達の朗らかさも全部、ATEEZの年齢のアンバランスさを素晴らしいバランスにしている要因なんだろなと思います。its' liveではウヨンが「自信を持って言えるのが、ここにいる7人がいなかったら、この仕事を続けられなかったと思う」と話していて私の涙腺は決壊しました↓ その他にも色々と大事なこと話しているので、画像から飛べるから一回見てみてくださいね〜!

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また、2021年のお誕生日企画だったボイスローリングペーパーもとっても素敵でした。え、これ私が聞いてもいいの....?となるくらい真っ直ぐな愛の言葉が溢れています。

そんな仲良しティーズ、ケミもすごいのは言うまでもなく...ここまで混沌としたケミ事情を私は初めて見ました。

「俺は中三の時から予約してたんだ、お前と共にする全てを」(by.ミンギ)
「レンギョウの花より綺麗なようだ、生まれてきてくれて感謝」(by.サン)
「お前まるで僕の人生の責任を持つようなそんなヤツだな」(by.ウヨン)
「ホンジュンはリーダーで自分のことを見れないから僕が面倒見ないと」(by.ソンファ)

と、これまでのケミの名言のごく一部を書いてみましたがもう胃もたれしそう、どいつもこいつも重いな!!!ケミが多すぎて&重すぎて修羅場のような場面もよく見受けられるATEEZ、、、面白えじゃん...()

(3) とにかく心が綺麗
 ATEEZのメンバーみんな、とてつもなく心が綺麗だなと思わされることが多いんですよね。例えば私の推しのサンくん、サンくんはとてつもなく優しい。ちょっと心配になってしまうくらいに優しいです。誕生日のブイラでは、「僕が皆さんの最優先であってはダメだと思います」と言うんです。広告を出してくれたりサポートしてくれるのはとても有難いんだけど、そのお金を皆さん自身に投資してほしいなと。自分自身を最優先にしないとダメだと。同じようなことを思っているアイドルはきっと彼だけじゃないけど、好意、愛に対してこのようなことを言うのはきっと勇気がいる事なんだよね。でもこれは冷たい拒絶の言葉には全く聞こえず、ファンのことを本当に大事に思っているから出る言葉であって、それが痛いほど伝わってくるんです...元々の自分の推すスタンスが「自分の生活を壊さない」事なので、これはかなり記憶に残っている言葉の一つです。同じブイラで彼はこう話しています。

「僕が歌手でも芸能人でも何であっても、まず人間らしい人でありたい」
「ATINYにとって多くの力になるのが僕の目標です」
「僕がもし少し大変でしんどかったとしても、僕がする行動で皆さんが少し幸せになって、頼れる場所になるのだったら、僕はどんな些細な事でも大きい事でも何でもやります」
「しんどいことがあったら、僕が先にお見せします。どんなにしんどいことがあっても、僕が勝ち抜いているから、大したことないって。これをお見せするから、ATINYのみんなが辛くならないでほしいです」
21.8.7 VLIVE

 何なんだ、この出来すぎた子は?恥ずかしながら地球に○百万人いるククズの一員をやらせて頂いているのですが、同じ年数生きている筈なのにこんなこと絶対言えません...サンくんの強さと優しさの限界の無さには驚かされるばかりです。

 ここではサンくんの話しかできませんでしたが、八人みんなびっくりするくらい謙虚で、ファンへの愛情が深いです。キングダムのステージで散々審査員評価一位を掻っ攫っておいて、急にファンにしかわからないような、ファンにはとても嬉しいけど審査員の評価を狙っていないと公言しているようなステージを作ってきたりするようなグループ、ありがたすぎるしかっこよすぎるでしょう....

と、何を言いたかったのかわからなくなってきたところで5000字を超えてしまった...のですが、ATEEZはとっても魅力的なグループだなと改めて感じます。推し始めて一年という自分的区切りを迎え、ここまでディープに推し続けることができたのが久しぶりだったので、せっかくだからこれまでATEEZに対して感じてきたことの一部だけでも文章に残しておきたかったんですよね。
きっとこれから自分の生活が変わっていく中で、思うようにATEEZに時間を割けなくなったり、または急に新しい趣味ができたりするかもしれない、でもこの一年間、間違いなく私はATEEZを推していたし、ATEEZに救われてきた、ということをその理由と共に書き残しておいて、いつかnoteを見返したときに「この時の自分はこんな風にATEEZが好きだったんだな」と思えるといいな、と思います。

勿論私はまだまだATEEZと航海を共にするつもりです。きっと彼等はどんな荒波にも負けず、その謙虚な強さで立ち向かっていくことでしょう。私はただその荒波が少しでも彼等を良い方向へ導くことを願いながら、応援していきたいと思っています。ATEEZファイティン!!

最後にWAVEの大好きな歌詞を添えて、あんにょん!

今この瞬間が僕たちの波なら
怖がらずにもっと力いっぱい立ち向かおう
僕らは太陽の下 誰よりも熱いから
心配しないで
あの波を超えて


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