「Pokémon HOME」全国図鑑、すべてのすがた図鑑、ソフト図鑑(GO以外)、わざ・とくせい図鑑、実績、調査リクエストをコンプリートした
どうも、Lv1です。
最近、Nintendo Switchとスマートフォン向けに配信されているポケモンの管理ツール「Pokémon HOME」をかなりやり込んでおり、その話をしようと思います。
「ツールをやり込む」とは?
ポケモンホームはゲームソフトではなく、20年以上にわたって展開されるポケットモンスター本編シリーズで捕まえたポケモンを一律に管理するツールですので、それをやり込んでいると言われても意味がわからないかもしれません。
私はポケモンシリーズに「収集の楽しさ」でハマった人間ですので、「ホワイト2」でミュウを除く(どうしても手に入らなかった)648匹を埋めて初めて全国図鑑を完成させ、以降も対戦の道に足を踏み入れることなく図鑑埋めを楽しんでいました。
そのため「サン・ムーン」で全国図鑑が消滅したのはショックでした。10年間で全国図鑑を完成させるためのハードルがどんどん上がっており、そろそろ完成させること自体がやり込み要素として現実的ではなくなってきたと判断されたのかなあと思っていましたが、次世代の「ソード・シールド」からそもそも実装しないポケモンが現れ始めたので(「リストラ」「内定」制度の始まり)、全国図鑑をゲームソフトの中で実装すること自体が不可能になっていきました。
しかし、サン・ムーンのポケモンを含めた全国図鑑は3DS時代の管理ツール「ポケモンバンク」の中に生きており、そしてその後継ツールの本作「Pokémon HOME」にも実装されたというわけです。
つまり「Pokémon HOME」の図鑑を完成させるために収集をがんばる、というのが「ツールをやり込む」ということであります。
全国図鑑だけではない
ポケモンホームには全国図鑑以外のやり込み要素もあります。というかあまりにもやり込み要素が多すぎて全てを完全に埋めるのはほとんど不可能な話なのではないかと思います。この記事のタイトルは本当は「Pokémon HOMEを全クリした」にしたかったのですが、これはムリ!というのがいくつかあるので仕方なくクリアしたものを羅列することになり、タイトルが長くなってしまいました。
とはいえ今回コンプリートしたものだけでも普通にツールとして使っていたら絶対に達成できないことであり、こんなにやり込み要素を抱えているツールとは知らずにPokémon HOMEをただのツールとしてしか使っていない人にはぜひとも聞いてもらいたいですね。
全国図鑑/すべてのすがた図鑑(Switch)
Pokémon HOMEではフシギダネ~ムゲンダイナの890種類を登録すると全国図鑑完成となり「マギアナ(500年前の姿)」を受け取ることができますが、あれから時は流れて第9世代の新作が発売されポケモンは全1025種類に増えてしまいましたので、それを全て集めて真の全国図鑑完成と言えます。そしてそれだけではなく、この全国図鑑モードではメガシンカやキョダイマックス、リージョンフォームにオスメスの姿違いなど、同じポケモンの様々な姿違いまで含めたフィルターをかけることができ、そこで「未登録」を0にする、「すべてのすがた図鑑」という鬼のような図鑑があるのです。せめてもの救いは色違いは含まれないという点でしょうか。もっとも色違いを入手しないと色違いの姿を確認するボタンは表示されないので、究極の図鑑を完成させるには色違いも全種類集める必要がありますが、そもそもブロックがかかっていて入手不可能なものもいるのであまり現実的ではないでしょう。
ちなみに各言語やソフト別の説明文も個別で解放される形式になっていますがもはや完全に完成させるつもりがないとしか思えません。強いて言えばレジェンズアルセウスは本編で図鑑説明文を完成させるという目的がありますのでそれをやればおまけでこちらも完成することくらいでしょうか。
調査リクエスト(Switch)
Nintendo Switch版のみ、「調査リクエスト」という項目があります。これは各ソフトごとに指定されたポケモンを捕まえるというミッションで、「どのソフトで捕まえたか」が重視され、例えばカントーファイルをクリアするためには「Let's GO!ピカチュウ/イーブイ」で捕獲したポケモンでないと埋まりません。GOなど他のソフトで捕まえたものは同じポケモンであっても埋まりません。
後述するスマホ版の「ソフト図鑑」でどのみちやらされるのでほとんど意識することなく完成しましたが、そちらでは姿違いを考慮しないためヒスイファイル#19のオリジンフォルムのギラティナが埋まっておらず、しかも別のソフト産のギラティナをレジェンズアルセウス産と勘違いして埋めようとしたため「なんで埋まらないんだ・・・」というマヌケなエピソードがありました。
全国図鑑/すべてのすがた図鑑/わざ図鑑/とくせい図鑑(スマホ)
スマホ版のすべてのすがた図鑑はSwitch版とは総数が異なります。雄雌の違いをカウントしている数が違うことによるものです。
そしてもうひとつ、スマホ版HOMEにはなかった変な図鑑があります。「わざ図鑑」と「とくせい図鑑」です。
特性は隠れ特性をなんとかがんばれば埋まるにしても、厄介なのは技図鑑。3DSまでの作品で廃止された技が多数あること。これらは過去作品でわざわざ捕まえ覚えさせ、ポケムーバーやポケモンバンクを経由してわざわざ転送させなければなりません。そしてそのような苦労をして転送したポケモンの該当の技には警告のマークがつき、「この技は 使えません 思い出すことが できなくなりますが 忘れさせることを おすすめします」と言ってくる始末。誰だ、その"使えない技"を図鑑に収録したのは!
そしてさらに面倒なのは、キュレムやバドレックスなど他のポケモンと合体している時にしか使えない技・ザシアンとザマゼンタが特定の姿の時だけ使える技などがあるのですが、これらは技をキープした状態でHOMEに預けることができないためドーブルにスケッチさせる形で登録することになります。
わざ図鑑によって私のポケモンホームには、わざマシンを乱用されたミュウと、伝説のポケモンの専用技をスケッチしたドーブルが大量に並ぶことになりました。
ソフト図鑑(スマホ)
これは全国図鑑とは異なり、ゲーム内に登場する図鑑がベースとなっています。そしてそのソフトで捕まえたポケモンでないと登録されません。同じポケモンが複数のソフト図鑑に重複で入っていることもよくあります。
ソフト図鑑は上記画像のようにハッキリ進行度が表示されて王冠マークまでつくので、地味な調査リクエストや絞り込み検索しないと進行度がわからないすべてのすがた図鑑や技・特性図鑑とも異なりモチベーションが保ちやすいです。元はといえばこのソフト図鑑を埋めるところから私のHOMEやり込みは始まりました。
切実な願いなのですが、スマホ版HOMEのGTSで欲しいポケモンを指定する時に産地を指定できるようにしてほしかったです。「つれていけるソフト」は選べるのですがこちらからすると例えば剣盾に連れていけても剣盾産でなければ意味がないのです。結果、ポケモンの名前くらいしか指定できずに何回も同種交換を繰り返してたまたま目的の産地のものがくるのを待つしかないのです。
鬼なのは「GO図鑑」もあること。そもそも、これって完成することがありません。GOに未実装のポケモンは何百匹もいるし、それらを実装している間に本編で新しいポケモンが登場してしまうので永遠に完成することがありません。GOだけ王冠マークや進行度が表示されないのもそういうことでしょう。
でもGO産のポケモンがいれば図鑑の数字自体は増えます。上記画像では826匹となっていますが正直ここまで埋めるのメッチャ大変でした。メラルバなどGOでの入手が困難なポケモンはゲットしてもHOMEに送りたくありません。かといってGTSで同種交換をしても来るのは孵化余りばかり。せめてボールを指定できれば5種類しかボールが実装されていないGO産が来る確率を上げることができるのに・・・まあ粘り強く同種交換を続けていれば割となんでも来るということがわかったのですが。(メラルバも結局GTSで奇跡的に入手)実は現状埋めることができるポケモンをまだ数匹埋められていません。韓国のイベントでしか入手できなかったメェークルや、アニメコラボでしか入手できなかったカルボウなど。カルボウなんかは進化先が2種類いるのでただでさえ入手困難なのに2匹も確保しなければなりません。
そしてどれだけGO図鑑をやり込んでもパッチールとジガルデは図鑑の中に収録されているのに転送できないという仕様があるため将来的に全ポケモンが実装されても完成することはないことが確定しています。同じく転送できない幻のポケモンは図鑑から除外されているのに、何故かパッチールとジガルデだけ除外されていません。
実績(スマホ)
スマホ版のHOMEには実績機能があります。先ほど「ソフト図鑑埋めがHOMEやり込みの始まり」と言いましたが、正確には実績全制覇が始まりで、実績の中にソフト図鑑が含まれていたためです。
たまに難しいものもありますが、正直ソフト図鑑とわざ図鑑の方がキツいのでそれと比べると印象は薄くなります(昔からポケモンをやっていたから余裕だっただけで現状では入手できないポケモンの実績もあります)。実績を解除するとプロフィールに貼れるステッカーや背景をゲットできます。ぼくはわざ図鑑を制覇した人にしか使えないステッカーが欲しいです。相当自慢できます。
おわりに:年2000円払ってるならどうせならやり込め
Pokémon HOMEの年額は1960円、ポケモンバンクの500円から相当値上げされています。ただポケモンを置いておくだけの使い方で1960円、特にあまり本編を遊ばなくなった場合、年2000円は正直解約を考えるレベルだと思います。しかし大丈夫。スマホ版HOMEのこれらの終わりのないやり込み要素をがんばっていれば、ゲーム本編を遊ばなくなったとしても年1960円の価値のある利用ができるでしょう。
私はほぼやり切ったので次に期間が切れたら、来る新作「Pokémon LEGENDS Z-A」のソフト図鑑が追加されるその日まで更新を止めることも考えています。でもなんだかんだゲーム本編も遊んでいるし、毎日GOと連動してコレクレーを捕まえているので結局継続しなければならないかも。
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