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26円を返してもらいに隣の市まで

先月覚えのない書留が来た。税務署からだった。
恐る恐る開封してみると「国庫金送金通知書」で、発生事由の欄に印字されていたのは「過誤納」の文字。
先日、亡父の保険金(何故かドル建て)による相続税を納めたのですが、その計算が間違っていたらしいです。
というかその間違いが出せるのならばそちらで計算して納税金額を通知して欲しいのですが……!
閑話休題。
しかし問題なのが払渡店に指定されている場所で、何故か隣の自治体の郵便局でした。住んでるところでも納付したところでもなく。何故。
金銭関係だから平日昼間でないといけないよなあ、と思っていたのですが、本日急遽休みを取ることになったので、このタイミングしかない! と行ってきました。
案の定、案内されたのは貯金窓口でした。というか案内役で立っていただろう局員の方はわからず、他の局員の方に確認する一幕が発生しました。早々ない手続きでしょうからね……。
確認先の局員の方が丁寧に説明してくれたところによると

  • 裏の「領収書」に「国庫金送金通知書」に記載された通りの住所・氏名と今日の年月日を書く

  • 本人確認の書類が必要

とのことでした。
この住所表記がいつも書類に記載する書き方とも、住民票の住所(≒本人確認書類の住所)とも異なっており、自宅で書かなくてよかった、と思いました。
窓口混雑しているかな、と行く前は思っていたのですが順番で呼ばれるのも、支払金を用意されるのもさほど待たされることはなく、記入から5分もせずに終わりました。
そして手元にやってきた26円。飲み会などの割り勘だと「面倒だから釣りはいらない」と言うような金額。自分が使うにしてもなあ、という金額。
なので、その後向かった宮城道雄記念館に全額寄付をしたのでした。

水木金しか開館しておらず、また建て替えの為に2024年7月26日(金)をもって休館となる記念館です。あと3日しか行く機会がない!
宮城道雄は作曲家・箏曲家で、お正月によく流れる「春の海」はほとんどの人が聞いたことある曲だと思います。

多少は存じ上げていたのですが、新しい琴(十七絃や短琴など)を開発してたことは知りませんでした。
よい記念館だったので、行ける方は是非に。チャンスはあと3日ですが。

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