フレンヅと連れサウナで整う

 こんにちはカワバタと申します。「日常のサウナにはストーリーがある」ということで、さっそく昨日のサウナストーリーを!

 新卒1年目、仙台に身を置いてそろそろ1年が経過する。思い返せば知り合いが一人もいない1人の生活はすんごい寂しかった。なれない環境で崩れそうになったら「キュア国分町」に向かい、整ってなんとかメンタルを保つ生活を続けて4か月。そこに高校の友人から連絡が入る。
「仙台に配属が決まった」
 8月から彼は仙台に住み始めることとなり、それからずっと一緒にいた。正直彼とは高校の時は仲がいいわけではない。クラスも違ったし部活も違った。大学時代も高校の集まりで一緒の席にいたぐらいの仲だ。ただ仙台に彼が来て半年、仙台の寂しさも楽しさも凍り付くような寒さも見飽きた雪も全部分け合った。「キュア国分町」も二人で何回いっただろう。今では僕の中で彼は大切な親友だ。
 しかし2月初旬、僕の異動が決まった。3月初旬には新天地に向かう。
 この半年はどれだけ濃厚な半年だっただろう。彼が来て仙台の生活は一変したのだから僕は彼に感謝している。そんな彼と昨日、残り数回の連れサウナ。「キュア国分町」の熱でともに整う。
 彼が仙台で弱音を吐く度に「強くなるぞ」と僕は声をかけていたが、昨日は僕が弱音を吐きそうだった。寂しくなるな、、いや旅立ちに涙は合わない。「強くなるぞ」自分に言い聞かしながら昇天。
 dear my フレンヅ 昨日のサウナでまた一つ強くなったよ。

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