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儚い





ふと空を見上げると、

いつの間にか淡色の空に変わっていた。











君の大好きな冬の匂いが漂う。











そんな冬の澄んだ空気は

夏の太陽のような君になぜだか似合う。









夏の太陽のような君でも

冬の澄んだ空気に触れるだけで

溶けてしまいそうで、今にも消えてしまいそうで…











白い息を吐く君 、

手をぽっけに突っ込み佇む君、

モコモコに包まれる君、

冬の君は抱きしめてあげたいくらいに儚い。









けど、そんな冬の君が大好きみたい。










ほんと冬ってずるい。









早く、冬が来ないかな。

そんな事を考える今日この頃。










冷え込む季節だから


モコモコ着て、暖かく過ごしてね。



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