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ドライフラワー


じゅじゅの実質的解散から1年が経った。
実感なんてものはいまだに追いついてないし、そんなこと考える暇もないくらい日々が目まぐるしく過ぎてゆく。

いままで年に数回帰省していたのが、ぱたりとこの1年は一度も帰ることなくなったので親からたまには帰ってきなよと何度か連絡がきた。
まあそりゃ毎月みたいなペースで頻繁に帰ってきてた息子が急に1年帰ってこなかったら心配だわな。あたし割と急に死にそうな雰囲気あるし。(自覚あるんや)

まあ独り言は置いといて、この一年間は落ち着いていたような忙しないような不思議な年だった。




今日、JILLASTEDが解散した。解散が発表された時の感想は思ったより早かったな。といった感じの感想。
決して順調ではないことは火を見るより明らかだったし、年明けてから少々きな臭い感じがしていたので、いよいよかなとは思っていたけれど。


最初、加入が発表されたときはぶっちゃけいい印象は感じなかった。
けど、デビューライブみて期待してもいいかなとは思ったし、それからのライブもある程度は行った。
ゆらねのことは信頼してるからこの決断はきっといいものになると信じていたし、その選択を肯定したかった。やってよかったと思ってもらえるように支えたかったってのもあるけど、結構これからのことを楽しみにしてた。


でも、楽しいこともあった一方で不満に思うことも多かった。最初は試行錯誤しながら頑張って。と思ってたけどあんまり改善される様子がなく、気付いたら秋から年末くらいまではほとんど行かなくなってしまった。

ファンとアイドル、客と運営、の関係とはいえ結局は人と人のコミュニケーションだし、相利共生の関係だからね。タレントが守られるのは当然としても、全員が尊重されるべきだし、最初のクラファンのページにそういうこと書いてあったと思うんだよな。
運営側から傲慢さと無責任さが感じられるのがかなり不快だった。
端的に言うと舐められてんのかなって感じ。舐められて許せない🎶

多分書き始めると具体的なエピソードとかも本当に無限に出せますが、やめておきます。



話を戻して1月。樹莉ちゃんの生誕に行った。
このライブが本当にめちゃくちゃよかった。とてもいきいきしてて、みんな楽しそうにライブしてたなあという感じ。
本当にめちゃくちゃよかったからめちゃくちゃ良いってめちゃくちゃツイートした記憶がある。(めちゃくちゃ頭の悪そうな文章)

推しメンが好き、音楽が好きそれはもちろんだけど、こうしてライブハウスに足を運ぶのは紛れもなくライブが好きだから。
自然と体が動いて声出ちゃうような、生モノのライブを感じられた。

そのあと1月末に解散が発表された。

そのあとも解散まで何回かライブに行ったわけだけど、最初に感じたポテンシャルの高さとそれぞれの個性を存分に発揮しながらも、一つにまとまっている感じがあってとてもよかった。
これだけの実力のあるメンバーが揃っているのにこんな結末なの、悔しいなと思った。なんだか複雑な心境だった。
まあそうなるよね、とかもったいないな、とか本当にいろいろ混ざって”なんともいえない”気持ちになった。ってのが的確な表現。
でもzeppダイバーシティの広いステージに立つゆらねを見たときはなんだか幸せな気持ちになりました。


さて、そろそろラストライブの感想でも書きましょうか。
気付けば桜は雨のように散り始めていたし、家の近くの椿は日ごとに首が落ちて、ピンク色の花弁が錆色に変色している。
冬が終わって、春の花がようやく咲いたと思ったらもう散っていて、この一年はさながら花のようだったなあと思う。

時間がたつのも早かったし、そもそもの時間も少なかった。
発表からあっという間に2か月が経ち、3/31が来た。
正直言ってじゅじゅの時みたいな強烈な思い入れはなかったけど、終わってしまうことはやはりさみしい。

満員のDIVE、なぜか周りにゆらねのオタクがめちゃくちゃ固まっていてよかった。あたしは青集団の前側にいたので実際には見れなかったんだけど、あとで配信の映像見たとき、ゆらねのパートで青が一気に広がるのがとてもきれいだなと思った。


今日がただのワンマンライブだったらなあ。と何度か思った。
演出も凝っていたし、メンバーの気合いの入り方とか、個人的にああいうバンド感のあるアレンジありきのライブがかなり好き。SEと曲繋げたりね。
さっきも書いたけど生モノのライブが好きだから。
定期単独じゃなくてワンマンがあったらなあとかよく思っていたのですが、結局最後だけで終わってしまったね。
このメンバーでのもっと先の景色、見てみたかった。

個人的な事で言うと、あゐくと梨乃のパフォーマンスが好きなんだけど、これから見られなくなるのがとても残念。
これから先、ライブで被ったりしたら見ると思うけど、やはりゆらねのオタクなのでゆらねのいるところにいると思うし見られる機会は減る。

うまく失礼のないように言語化するのが難しいんですが、一番の推しの所属するグループってやっぱり違うじゃん? 通う頻度もだし向ける熱量とかもさ。いわゆる主現場と好きなグループには結構な差があると思う。

同じグループに魅力的なメンバーがいてくれたのもかなり貴重な時間だったな。と今更ながらに思います。


この一年、かなり環境が変わったけど、少なくとも自分が見るゆらねもかなり変わったと思う。プロデュースの責任感だったり、末っ子からグループの中核になったことだったりいろいろあると思うけど、じゅじゅの時とはまた違ったテンションのメンバーに囲まれていた影響も大きいんじゃないかな。

今までより笑ってるゆらねを見ることが増えた気がするし、昔じゃ絶対言ってくれなかったような言葉を聞けたり、マジで思ったことをそのまま書くと人間味が増えたな。と思う。
Twitterにも書きましたが、ゆらねの人生に涙が出るくらい大切なものが在ることをとてもうれしく思う。
どの立場から言ってるねん、って感じですがゆらねさんに関わる全ての人たちにありがとう、って気持ちになった。
好きな人が幸せそうだとあたしも幸せです。


WILDRIVEを最後の曲にライブが終わって、そのままぬるっと特典会が始まった。
結局泣いたりすることもなかったし、本当にいつも通りの会話をして終わった。
ほんとにいつも通りで、軽く今後の活動の話があったくらいかな。
一応その日伝えたかったことは伝えられたので良かった。

いつもゆらねとは、最近あった話とか今後の予定の話とか、どこそこがかわいいだとか、ライブの話だとか、ほんと雑談って感じの話ばっかりしている気がする。
特別趣味がめちゃくちゃ合うとかもないのに、なんだか居心地がよくてずっと話したくなってしまうんだよね。こうしてライブを見て、くだらない話をして、って時間が自分にとってとても大切。

ちょっと離れ気味な時期があったり、2度目の解散があったりして改めてこの時間の貴重さを感じています。
あと自分にとってのゆらねの存在の大きさも。今人生の20%一緒に過ごしてるっぽい。やばいね、焼酎じゃん…。

こんなに長くオタクする未来、最初は全く想像していなかったし、アイドルのライブ楽しいな、くらいから通い始めて、今では自分の人生になくてはならないものになってしまった。
よく言ってるけど、今の人生楽しく過ごせるのもゆらねのおかげだし、ほんとに人生がゆらねなんだよな…
誰よりも大事だしとっても感謝しています。

でも、あと数年後には今みたいに名前を叫んだり話をしたりステージに立つ姿を見られなくなってしまうと思う。
メメントモリ的な感じでいつか終わりが来ることを考えつつも、これからの時間をとても大切にしていけたらいいな。

なんか上手くまとめられなかったけどまあいいか。
ゆっくり書いていたら桜がすっかり散ってしまった。


おわり



デートの帰りに買った花、ドライフラワーにしようと思ったけど全然失敗した。

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