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企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」

石川県立美術館で川瀬巴水展していたので見に行ってきた。

今年のはじめ、七尾美術館で行っている長谷川等伯展を見に行った時に告知ポスターを見て好きそうだなと思ったんだけど、実際に見るとまさに私が好きな作風。
以前、京都国立近代美術館であった「人間国宝 森口邦彦 友禅/デザイン―交差する自由へのまなざし」を見た時に図録を買わなかったことを後悔し続けていて、好きなら絶対買おうと図録も購入。

初期の作品の荒々しいタッチから、後期にかけてより洗練された時を切り取ったような作品まで、じっくり見れるのがいい。
夕焼けや朝焼けを描いた作品が好きなんだけれど、それ以上に雪景色が特に好き。
しんしんと降り積もって、すべての音が消えたような静かな空気感がとてもいい。
作品の余白の使い方や間のとり方、視線誘導などデザインに活かせる部分も多い。
特にどんなところが好きなんだろうと作品を見ていると、色合いが黄色みを帯びた青が多く、映画でよく見られるティール&オレンジな雰囲気があるところだと気づいた。
映画のようなドラマを感じる、だから好きなんだな。

いくつかフォトスポットが用意されていた。

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