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物件1 相続によって取得した土地

物件1 相続によって手に入れた元宅地

固定資産税評価額 13万3千円

場所等:南島原市OO、コンクリート舗装幅(2m)に接している。

概要:先祖代々住んでいた土地、曽祖父が住んでた。放棄すると、揉めそうだったので、曽祖父の土地のみ私の方ですべて手続きをした。子供のころに、曽祖父の見舞いに行くと、毎回100円くれて、毎回駄菓子をかっていたなあ。という淡い記憶が今でも残っている。

 乙区には、なんと昭和31年の休眠抵当権がついており、呪いを解く(抹消)のに、債権者のお孫さんを戸籍から調べ、事情を説明し、書士代も含めて評価額の倍以上のお金を支払った。また、この土地には、築100年の大正2年登記の平屋(評価額6万、77㎡)、便所(評価額9千)、物置(評価額5万)が登記簿上現存していた。昔の家って安すぎですね。そういえば、子供のころに1回みた記憶があったなあ。

 大阪万博のキーホルダーのついた、ロッカーの鍵程度の小さな家の鍵を持ち、レンタカーを借りて、現地に行ってみると、竹林が密集しており、一歩も踏み入れられず、中を伺うこともできなかった。シルバー人材センターに頼んで草・竹を刈ってみたら(10万)、家が滅失してたで(画像)。第二次大戦の戦火は逃れることができても、平成の世の時代の流れにはついていけなかったんだなあ。

 現状では、ブラウン管TVや風呂釜、瓦、井戸などの残置物が大量に残ってる。数十年も放置されているので、凸凹になっているし、土地を囲っている石垣が今にも崩れそうでもあった。

活路:整地し、擁壁工事をしないと、再建築できるかできないか不明である。ただし、近隣にも住宅があるので、水道、電気は問題ない。運よく1本の電柱を発見したので、電柱敷地料がいただけることに。後、400年持ち続ければ、収支がプラスになる。なんて夢があるんだ。相続財産で唯一の何とかすれば、活用できそうな土地である。


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