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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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秦 建日子先生『Change the World』を読んで

■前振り
舞台『Change the World』の主演に
SOPHIAのvocal 松岡充さんが抜擢され

主題歌にSOPHIAの
『-あなたが毎日直面している世界の憂鬱-』が選ばれ

いままで生で観たことのない舞台を
初めて観に行くことに。

事前準備として、アマプラで
映画『サイレント・トーキョー』をまず観て。

(後から知ったけど、原作でも敢えての形で)
場面転換に説明がないので1回目じゃ理解しきれず。

「これは…原作読まなきゃ、初見で舞台の内容はたぶん入ってこないな…」となり、ガッツリ予習することを決意。

同じ日に映画2回目を観て謎を整理。

そして、本は紙派だったんだけど、読み出したいときに本屋になくて『Change the World』も電子版で読了。

さらには、映画だと不足する(or 辻褄が合わない)とこを、本『サイレント・トーキョー』で補うことに。

さらに、なるだけ時間をあけずに、
本『サイレント・トーキョー』を2周目を読み終え。

そして、よーやく、
本『Change the World』も2周目読了!
(つまり、映画→映画→2部→1部→1部→2部)

あらすじが頭に入ってるから、より細かいところにも気付けるようになった。

やっぱり電子書籍の検索機能役立つ…!!


『Change the World』の2周目で
気になったのは大きく2点。
気になった点や疑問点をつらつらを記入。

1点目はまぁ、そーかもね。くらいの感じ。

2点目は…そうだとしたら怖すぎるで、の感じ。

※思いっきりネタバレになるので、本を読んでない方は読まないでください。※

完結編が出ていないので、仮定の話、さらには仮定の仮定の話を含みます。
また、批判的吟味も含みますので、現在公開されている世界観だけに浸りたい方は読まない方がよいかもしれません。

あらかじめ御容赦願います。





■■■■■■以下、ネタバレ含む■■■■■■









■イベントで全員プレゼントの紙箱

・序章(第一章の前の、東京ドーム周辺のシーン)の最初と、第四章の最後に登場する、モデルと言っても通用しそうな美女が持つ二つの紙箱。サプライズで入場者全員に予告されていないプレゼントが手渡される。

→これはやはり、あの集団の仕業?
二つのうちから一人一つを選ばせる形式のよう。

東京ドームクラスの大人気イベントで全員分を渡す。
美女は一人??入場ゲート的なとこに膨大な数の紙箱とともに陣取ってるのかしら。
あの集団の仕業としたら、資金力がケタ違いすぎる。その場所陣取るのにも、イベント内部のにもあの集団が潜入してるってことよな…。

・また、箱の中味は?と考えたときに、第四章最後での世田&未来少年の会話から、AR&VRグラス?にも思えた。
選ばせるとしたら、監原ベルトと夕張マカのグラスだろうか。そうであれば、ハンドルネーム「アム」こと田村歩夢がプレゼントをもらった後に、「最高だ。テンションが上がりすぎて鼻血が出そうだ。」にも納得はいく。

・(第四章のマクドナルドのシーンと合わせて、相沢愛音くんが作っていたことが確実的である、)第三章の最後でAIに作らせる3D動画は、今回の序章のシーン(東京ドーム内の爆発)で使われた??

少なくとも、出口が見えなくなる描写は序章のラストでされており、第四章の会話からもその仕組みがグラスであることが示唆されている。グラスが重要アイテムのようなので、先ほどの箱の中味がグラスである可能性は上がる。
ただし、どこまでが仮想で、どこまでがホンモノの爆弾なのか。
・仮定の仮定になるが、スタジアムにいた全員がグラスを100%着用するとは思えない。でも、数千~万単位の人間の大半がパニックになれば、群集心理からそのパニックは凄まじいものにはなるはず。
・「宣戦布告」を告げるという表現からも、犯行予告もない一般人が多数いることから、爆弾は実弾ではなく、突き刺さったガラスや血も含めてすべてが仮想現実?







■■■■■■以下、ネタバレその2■■■■■■





■第四章の6のシーンの古谷課長代理との会話

・古谷さん、、、なんで知ってるの??

・世田は秋山玲子(教師)の事件について話してた。
だが、途中から、『カルト集団の目的は?小学校の先生を殺したり、高校生を轢き殺したりして(略)』と、高校生の轢き逃げ事件にも"カルト集団"が関わっているかもしれないことを突然話し出した。

・その前のシーンでは、捜査会議で世田&天羽から「小学生のゲソ痕」の件について報告はしていたが、「他管轄の高校生の轢き逃げ事件との関与」については報告はしていないはず…。
世田が署に戻ったときに取り次いだ職員さんも、他署の刑事さんが何故来たのか知らなかったようだし。

(もちろん、他署の刑事さんが資料を置いていったようなので報告している可能性や、世田のデスクの資料を盗み見た可能性も無きにしもあらずだが。ただし、その日の夜に事件が大きく進展し、翌早朝の会話なので時間的にどうかと思う。)

・1周目には気付かなかったけど、2周目で前後の文章(甥の年齢が十歳、の直後)を読むと…
「現実としての古谷の描写」の直後は、
あくまでも「世田の主観」で表現されてた。

「世田の主観」をのぞいて文章を振り返ると…けっこー怖い感じに。

・あの組織の警察におけるチャンネルは、「世田さんのところに来た未来少年だけ」とは限らないかもしれない…??(゚ω゚)

(考え過ぎでないことを祈るが、核心に触れてたらすんまそん)


とりあえず、二周目を読み終えて
ババババババと書いたので
誤字脱字、その他勘違いがありましたらスイマセン。

まだ他のネタバレ系の情報は見てないけど、発刊されてから時間が経つ作品なので…さんざん考察されてたら

…(´-ω-`)スイマセン



■■■こっから、三周目を読んだときに気になった内容(ネタバレあり)■■■
(読んだのは5月だけど、2024/6/7に以下を更新)

二章目 8 の、世田&天羽が高梨真奈美に会ったとき。

天羽がセリフで
「世田さんと一緒にレインボーブリッジに行ったあの女性」
と表現したが、ここが大いに違和感。



映画『サイレント・トーキョー』はもちろん、
第一作『And so this is Xmas』でも
高梨が世田とレインボーブリッジに行った描写は無い。

天羽は型外れに見えて、結構細かいキャラクターだから記憶違いとも思えない。

なにか、ここにも秦先生の伏線があるのだろうか??

うーん。。。

6/11(火)に最新刊にして完結編の『Across the Universe』が発刊されるので、今週末で原作の4周目を読んで、さらには完結編まで読んでから舞台観に行こうと思います🙌✨