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【NPB】藤浪晋太郎、”人事異動”のススメ

最近めっきり暖かくなって来た。
もう、春もそこまで来てる様子。
そして、春は出会いと別れの交差するセンチメンタルな季節でもある。

この人、藤浪晋太郎(阪神タイガース)そして阪神ファンにとっても、とりわけ今年の春は、そんな事を感じているのかも知れない。2012年大阪桐蔭のエースであった藤浪晋太郎。森友哉(現埼玉西武ライオンズ)とバッテリーを組み全国制覇。間違いなくその世代のトップランナーとして、大谷翔平(現MLBエンゼルス)と共に高校野球界に君臨。あの輝きをみんな忘れられないのだ。忘れられたくもないのだ。

だからこそみんなヤイヤイ言いたいし、どうしても”期待せざるを得ない”のだ。それは、まさに田中のまーくんが海を渡ってなお、斎藤佑樹に頑張って欲しい!と思っている心理に近い。

それが最近はどうも逆風だ。どうだろう?
いっそのこと、この春の”人事異動”で他球団へ行ってみては?

やっぱり阪神タイガースは日本プロ野球界においては、伝統もあるしメディアの目も厳しい、ファンの目も厳しい(それは期待の裏返しでもあるけど)さながら、日本プロ野球においては”花形エース部署”な訳で。
さすがにアマチュア時代からずーっと注目の的であり続けるのもこの若さでは少々酷な気もしないでもない。

”みなさんのお勤めの会社にもないだろうか?
社内の精鋭達が集結し、その会社の伝統と歴史を受け継ぐ部署が。その社内注目度の高い環境で揉まれながら多くのエリートを輩出する部署が。そう、この部署こそが株式会社NPBにおいては、球界において人気部署の一つである営業本部こと【読売ジャイアンツと阪神タイガース】なのだ。
この2つの人気部署は、世の中の数多ある会社よろしく 、共に東と西の盤石な顧客基盤を抱え、互いに切磋琢磨してきた歴史をもつ。そして、その伝統の積み重ねの過程において、多くの人を魅了するスター選手を輩出してきた人気部署であり、今も野球選手を目指す選手の中にはここへの配属を希望するものも多い。”(一部抜粋)

ここは思い切って、プロ野球界の中でももっとも”牧歌的”な球団(良い意味で)の一つがある埼玉西武ライオンズなんてどうだろうか。
本当に藤浪自身が活躍する姿を見るためには、ゼロからゆっくり足場を固められる環境が必要で、西武には、かの”女房役”森友哉も、大阪桐蔭の先輩・中村剛也や岡田雅利もいる。

”その中でも、プロ野球ファンの中に一定層の存在するクラスターである“成長のそのものの過程を見守っていく”という両親的感情移入スタイル観戦者を、図らずも虜にしてしまう育成方針が透けて見えてくるのが前述した2つの球団の面白いところ。
そして、この2つの“人事部”の魅力を紐解くキーワードは【アットホーム】だ。この育成方針と牧歌的な雰囲気こそが“プロ野球界の人事部”たる所以なのだ”(一部抜粋)

一般の社会でも同じようなことがあるかもしれない。
同じ部署に丸5年も入れば、自分の中でマンネリ化やその部署との一致・不一致も出てくる時期だ。

株式会社日本プロ野球に就職して”丸5年”同じ部署で働き続けたけど、うまく彼本来のパフォーマンスが発揮できないのであれば、”日本プロ野球の宝”になりうる若者に違う環境でノビノビやらせるのも決して悪くない。

なんやかんや、みんな藤浪晋太郎に期待”したいん”だ。

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