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大切なことは全て”イチロー”が教えてくれる

初の非常事態宣言が発令されて初めての週末。
まだ以前とその感染拡大に歯止めがかからない今日この頃ですね。

聞こえてくるのは政府と都の連携不足からの不協和音や不要不急の外出を控えましょう、という合唱。

いかにこれまでの生活が”満たされているものだったのか”を実感する訳で。
なんでもない1日が、当たり前の日常がありがたいことだったのかと。

そして今、一番の課題といっても良い【危機意識の欠如】
これが浮き彫りになってきてます。

不要不急の外出を”要請”したところで、それぞれの事情もあり、外出”せざるを得ない”人もいれば、残念ながらあまりその意識もなく、前述した”感染拡大”に結果として加担してしまっている人も多く見受けられる現実。

原因はなんだろう?
と思った時に、ふとイチローの引退会見の言葉が蘇ってきました。

本来は野球というのは……、ダメだな、これを言うと問題になりそうだな(会場笑)。うーん。(野球は)頭使わないとできない競技なんですよ、本来は。でもそうじゃなくなってきているというのがどうも気持ち悪くて。
ベースボール、野球の発祥はアメリカですから、その野球が現状そうなってきているということに危機感を持っている人っていうのがけっこういると思うんですよね。
(イチロー引退会見:一部、抜粋)

野球の話をしているんだけれども、本質的には物事に対する能動的な捉え方、そして”捉えようとする姿勢”に言及しているイチロー。
それは、今回のコロナ対策に対する危機意識にしても当てはまるのではと。やっぱり「自分ゴトとして受け入れ、考えてみる」ということによってその危機意識を呼び起す
そしてその危機意識をもとに各自が行動するべきなんだなーと。

もちろん、もっとできたことはあると思いますけど、結果を残すために自分なりに重ねてきたこと、他人より頑張ったということはとても言えないですけど、自分なりに頑張ってきたとははっきりと言えるので。
これを重ねてきて、重ねることでしか後悔を生まないということはできないのではないかなと思います。
(イチロー引退会見:一部、抜粋)

さらにイチローは”自分自身ができる範囲のことをしっかりと積み重ねること”の重要性を説いている。

これなんかもコロナ対策に対して各人が持った”危機意識”をベースにして、”自分自身ができること”を社会に対して積み重ねていくことが重要だと読み替えることもできる。

安倍首相、小池都知事の発言に心もとない部分や対策の遅れも感じるのは確かですがそれもまた自分たちの選んだリーダーというのも事実。

政治・経済のことは自分の頭では理解に及ばないことは多々あるけれども、好きな野球や尊敬するプレーヤーの言葉を足がかりにこの危機を個人的に読み解き、日々の生活の中で”自分ができること”を積み重ねていこうと思います。

”当たり前に”プロ野球を観れる日々が戻ってくることを信じて。

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