明日夫がパイプカットします

はじめてのnoteがこんな内容になるなんて…と思いつつ、あまりに大きなことなので記録に残したく。

その前に簡単な家族構成から。
・私→40代前半ワーママ、外資系フルタイム激務
・夫→同い年ワーパパ、同じくサラリーマン
・小学校低学年の子供が2人

パイプカットというとかなりぶっ飛んだ選択のように思えるけど、そこに至るまでの事情として、実は数年前に3人目を泣く泣く堕ろしている

無計画、無責任との批判も覚悟している。ただ事情としては、もう妊娠はしたくないとあんなに痛い思いをして入れていたミレーナが実は抜けていた(!)ことで、できていると思い込んでいた避妊がきちんとできていない状態だった。これについては、定期的に婦人科も受診していたのに…とお医者さんを恨む気持ちが拭えない。(紐を短めに切ったから確認できないけど、大丈夫でしょう!という程度の診察を信じた私も甘かった。妊娠後にかかった別の産婦人科の先生も絶句してました)

中絶はそれはそれは辛い選択で、理由や経緯は割愛するとして、私の固い気持ちとしては「二度と妊娠はしたくない」

に対して、夫にとっては夫婦生活がとても大切で、できれば定期的に関係を持ちたいと思っているし希望を口に出してくる。結婚生活も長くなってきた中で、今でも性的対象に見てくれることはありがたいとは思うけど、正直なところもう妊娠のリスクと天秤にかけたら、閉経まで二度と夫婦関係を持たないくらいの気持ちでいる私。溝は深くなるばかり。

で、提案したのです。パイプカットを。

夫の抵抗はそれはそれは大きく、たぶん根っこにあるのは手術への恐怖なのだろうけど、あれこれ反論してくるのにこちらも途中から嫌気がさしてきて。
だってやりたいのはそっちだろ!なんで私がリスク負わなきゃいけないんだ!と感情的にぶつかってしまって、この話題は半年ほどタブーになっていた。

で、ここも詳細割愛するけど、直近の話し合いでようやく夫が覚悟を決めて?私の頑なな気持ちを理解して?不安を乗り越えて? 手術を決意したのでした。

夫曰く、あれこれ心配しながら診察を受けに行ったところ、拍子抜けするくらいあっさりと「お子さん2人いるんですね、配偶者も同意してるんですね、じゃ手術日いつにしましょうか」的なノリだったそう。

そう、私がこの noteで主張したいことはそのノリ!
幸いなことに子供を授かって、夫婦でもうこれ以上はいらないねと合意できたなら、その時点でそれ以上望まぬ妊娠をしないためにパイプカットをするというのを、積極的&普通の選択肢として学校の性教育とか出産後の産婦人科での検診時に広めてほしい。コンドームも大事だけど失敗もするのよ。ピルも飲み忘れちゃうことあるのよ。

実は中絶する人のかなりの割合が夫婦間での子供だと聞いたことがある。パイプカットが普通&当たり前の世の中になったら、どれだけそれを減らすことができるだろう。

明日の手術、来週の抜糸が終わったら、パイプカットをしない限り閉経まで絶対にしない!と啖呵を切った1年?ぶりに関係をもつ予定。夫婦関係改善のためにも、ぜひ積極的な選択肢として、広がっていってほしいなと思う。


今日言いたいのはそんなことでした。



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