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2022年を振り返って

こんにちは、Laterne*です。
相変わらず寒い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしですか?

さて、気がつけば今日は大晦日。
2022年も間もなく終わりを迎えようとしております🐯

そんな年の瀬に、今回は2022年を振り返ってみようかなと思います。


月別に振り返る2022年

まずは、月ごとに2022年を振り返ってみたいと思います。
この1年は、本当にいろいろなことがありました。ありすぎました。


◯1月:苦悩
転職エージェントに足を運び、転職の相談を始める。
仕事をしながらの転職活動に苦戦。
自分は何をしたいのか、転職の軸が固まらずに苦悩する。


◯2月:絶望
面接も数社受け始め、やや本格的に転職活動を始める。
学歴で書類は通過しても、一次面接で何度もお祈りされる。
就活経験がないこと、教員以外の友人が少ない中での転職活動に孤独を感じる。

4月からは実家に戻る説も出てきており、主治医とのお別れが近いかもしれないことを意識して悲しくなる。


◯3月:あきらめと少しの希望
面接に通過できない、そもそも働きながらの転職活動に限界を感じ、エージェントに相談しつつ一時的に活動をストップする。
ある日職場の先輩から、「私の娘の同級生で、Laterne*さんと同じ大学・学部を出て教員になったけれど、数年で退職してエンジニアになった子がいるんだけど…。紹介しようか?」と声をかけていただく。
後日その方とzoomでお話しをする機会をいただき、転職後のキャリアとしてエンジニアを視野に入れ始める。
年度末の成績処理や書類作業に忙殺されつつも、徐々に転職活動を再開。
この頃から独学でプログラミングを学び始め、エンジニアに興味を持ち始める。

3月も終わりに向かうにつれ、4月入社をあきらめる心が生まれ、「4月から無職なんだ…」という実感が強くなり、不安になる。
4月からも実家には帰らず一人暮らしを継続することが決まり、主治医を変えなくて良くなったことに安堵する。

生徒たちやお世話になった先生方から「なんで辞めちゃうの…?」とのお声を多数いただき、毎日のように職場で泣く。
泣きすぎて、自分は教員を辞めてどうしたいのか揺らぎ始める。


◯4月:先の見えない不安
無職生活の始まり。
手続きの煩雑さや税金の高さに驚き、改めて生きていくことの大変さを知る。

幸いなことに、上旬にはIT企業から7月入社での内定をいただくことができ、エンジニアデビューできることが決まる。

主治医といろいろなお話しをするようになる。
精神疾患を抱えている自分がエンジニアになれるのか不安だったけど、主治医の「大丈夫じゃない?」という言葉に背中を押されて入社を決意する。
通院の頻度が2週間に1度に増え、通院のたびに主治医からちょっとした宿題が出されるようになる。
私は主治医のことが大好きなため、喜んで課題に取り組む。(本当に楽しかった♪)


◯5月:苦しみ
無職生活も2ヶ月目を迎え、だんだんと自分の無力さを感じるようになり苦しむ。
必要最低限の外出しかできず、それ以外の時間はベッドの上で過ごすようになる。
大好きだった食べることにも興味がわかなくなり、1日1食しか食べられなくなって痩せる。

YouTubeで自分の病気について調べていたとき、早稲田メンタルクリニックの益田先生の動画に辿り着く。
ベッドの上でひたすらに益田先生の動画を見て、精神疾患について学び始める。
そのうちに「メンタル系YouTuberの会」というものの存在を知り、松崎先生ミヤガワ先生にも出会う。

主治医のご指導のもと、生活記録表をつけ始める。
睡眠の乱れ(寝付けない・中途覚醒)が発覚し、お薬がいろいろ変わる。
自分に合う薬がなかなか見つからず、苦しい毎日を送る。


◯6月:絶望
入社日が近づくにつれ、不安や緊張から体調がどんどん悪化する。
睡眠のリズムは乱れまくり、気分も落ち込んでいて、通院の頻度が週に1回に増える。
毎週 主治医に会えるのは嬉しかったけれど、悪くなりゆく体調に日々絶望する。
「死にたい」とは思わなかったけれど、「消えたい」と思うようになる。
主治医から「『もう無理だ』と思ったら電話するんだよ?いいね?絶対だよ?」と診察のたびに真剣な顔で言われるようになる。

主治医に直前まで「このままだと働かせられないなぁ…」と言われて泣きたくなるも、根性で気持ちをあげてギリギリのところで主治医から復職の許可をいただく。


◯7月:不安と期待と新しい出会い
入社。
同期たちと共に、3ヶ月の研修が始まる。
長時間の通勤に毎日疲弊する。

体調に不安を抱きつつも、優しい同期たちに励まされながら何とか日々を乗り越える。
毎日「つらい」と言いつつも、毎日の理解度チェックテストでは上位の成績を収める。(のちに同期にバレて「狼少女」と呼ばれる。笑)
久しぶりに人と関わることができたことが嬉しくて、少しずつ体調も改善していく。


◯8月:オンライン
新型コロナウイルスの感染者が増え、研修がオンラインになる。
「オンラインになったら絶対病む!」と大騒ぎしていたら、優しい同期から昼休みに「元気?」とメンタルチェックLINEが届いて嬉しくなる。

研修も終盤に近づき、チーム演習が増えてくる。
できることが増えて、プログラミングが楽しくなってくる。


◯9月:別れと旅立ち
研修の集大成である成果物発表会を無事に終える。
お世話になった講師とのお別れ。
これからは自分たちで学習を進めていくのだということを改めて痛感する。
長かった研修がついに終わり、巣立ちの時を迎える。
過酷な研修を共に乗り越えた同期との仲はとても深まり、何でも話せる仲になる。

通勤中の電車内で意識を失って倒れ、主治医に心配をかける。
「今後2ヶ月以内にもう一回倒れたら脳外科行きね。僕が紹介状書くからね。」と言われ、病院が嫌いな私は「意地でも倒れまい」と思い、ヘルプマークを取得する。


◯10月:あっという間
研修が終わり、自己学習が始まる。
研修とは違って自分のペースで学習ができるため、心に余裕が生まれる。

大学時代にお世話になった先生に呼ばれ、母校の大学で教員志望の学生向けに教員体験談を話す機会をいただく。
半年間封印していた記憶を引っ張り出し、改めて「教員は大変だったけど楽しいこともあったな」と振り返ることができる。

教員として働いていた時は服装規定で禁止されていたため、ずっとずっと憧れていたことをついに実行に移す。
そう、皮膚科を予約してピアスを開ける✨

体調も安定してきて、主治医とは病気の話だけではなく世間話もできるようになる。
そんな10月はあっという間に終わる。


◯11月:同期の巣立ち
1人、また1人と同期が現場デビューを果たす。
想定より早い同期の巣立ちに驚き、自分の番が来ることにとても怯える。
出社日は毎日職場にお弁当を持って行けるようになる。

在宅勤務の日に自己学習をサボってしまいがちであることを(なぜか)主治医に見抜かれ、コワーキングスペースの利用を2度勧められる。
1度目はスルーしたが(ごめんなさい)、さすがに2度も言われたため本格的に利用を検討する。
家の近所に良さそうな場所があったため利用を開始してみると、居心地の良さと自己学習の捗り具合に感動する。
「やっぱり先生はすごい…!」と、改めて主治医の凄さを痛感する。

地元のワークショップに参加してみたり、クロススティッチを再開してみたりと、徐々に休みの日に体を動かせるようになる。
ずっとYouTubeを視聴していた早稲田メンタルクリニックの益田先生のオンライン自助会に入会し、もうひとつの居場所を手に入れる。


◯12月:私の番です
のんびりまったり自己学習の日々を続けていたら、突然声がかかりついに私も顔合わせ面談が始まる。
常に慌ただしく、緊張感のある日々を過ごす。

母校の中高から教員採用の件で連絡があり、久しぶりに母校の先生とお話しする。
過去の辛かった記憶を一度に引き出す結果となり、心が揺れて大泣きする。
教員時代のことは、まだ自分の中で過去になっていなかったことを思い知る結果となる。

過去(教員時代)と未来(現場デビューに向けての顔合わせ)が同時に進んでおり、困惑する。

自助会の対面型のワークショップに勇気を出して参加し、今まではslackを通して交流していたメンバーの皆さまと初めてお会いする。
生の益田先生にもお会いできて、動画で見るよりもカッコよくて、感動する✨


ここまでで3000文字を超える…!
振り返ってみると、本当に変化の激しい1年でした。
特に長年の夢だった教員を退職して、異業種に転職したのが自分の中で一番大きかったかなと思います。

体調にも波があって主治医にはたくさんご迷惑をおかけしてしまいましたが、いつでも優しく温かく見守っていただけるので本当に安心して心を預けることができています。
また、このnoteを通じて出会った皆さまにもいつも支えられています。
繋がりのあるすべての方に感謝です💐


2022年を漢字で表してみる

公益社団法人 日本漢字能力検定協会から、毎年発表されている「今年の漢字」。
2022年は「戦」でした。

今年は、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、スポーツでは冬季オリンピック、サッカーワールドカップ等、さまざまな「戦」があったことがその理由だそうです。

そこで、私も自分なりに2022年を振り返って、漢字で表してみることにしました。


私が選んだ2022年の漢字は…



「心」です。

「苦」とか「変」とか「会」とか色々悩みましたが、「心」を選びました。


2022年は、長年の夢だった教員を退職し、新しい道を選んで進んだ年でした。
精神疾患に悩まされ、自分のメンタルに大きく左右された1年でした。
主治医に助けられ、「自分」を見つける旅に出た1年でした。
そしてメンタル系YouTuberの方々の存在を知り、メンタルのことをたくさん学んだ1年でした。

つまり総括すると、
自分の心と向き合った1年
でした。


激務だった教員という仕事から離れ、自分を見つめ直す時間を作れたことで、

自分はどんな生き方をしたいのか?
自分はどんな性格なのか?
自分の困りごとは何で、どうしたら解決に向かえるのか?

をゆっくりと考えることができた気がします。


まだまだ答えは出ないけれど、これからも周りの方々に支えられながら、自分にとってより良い生き方を模索していけたらな、と思います。

自分の心と向き合うこと、
改めてやってみると意外と難しかったり、苦しみを伴ったりもするので時々逃げたくもなりますが、
逃げずに、ちゃんと「自分」を正面から受け止めてあげられるような、そんな人で私はありたいです。




今回は、激動の2022年を自分なりに振り返ってみました。

振り返ってみると、本当にたくさんの方々に支えられた1年だったな、と思います。


皆さま、今年は大変お世話になりました🐯
2023年もよろしくお願いします🐰

良いお年をお迎えください✨

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