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2023.01.07 豊川稲荷

2023.01.07_豊川市

豊川稲荷

本殿に対して少し角度がついた参道
偏心している本殿前のアプローチ
向きを変えながら点在する拝殿・御堂・山門・鐘楼
その隙間を縫うように現れている初詣の屋台

本殿と参道を中心とした参拝空間と、林の中に広がる奥の院という2つの環境が、建物一つ一つの向きと間隔のとり方によって、散策性を持ったひとつづきの環境として感じられる。

参拝客は、参拝後に境内を散策したり、留まって立ち話をしたり、腰掛けてご飯を食べている。

寺院としての秩序を保ちながら、その中心性や境界は背景化しており、公共性を感じられる風景だった。

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