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初めての損切 初めての利確


どうも!
オムナイト伯爵です!


あけましておめでとうございます!


年明け一発目の記事なんですが、

去年経験した人生初めての損切と利確についてまとめてみました!

どういう手法でその銘柄を分析し、取引し、手仕舞いしたのか、
その経緯を詳しく書いていきたいと思います!




まず、損切した銘柄についてです。
人生で初めて購入した記念すべき銘柄は
3677 システム情報 でした!


人生で初めて買った株が損切。。。
ビギナーズラックなんてなかった。。。



なぜこの銘柄を選んだのか、

【株スクールまとめ】四季報を用いた銘柄抽出から売買までの流れ&半年の売買成績
にも書きましたが、

まずは6月に発売された「四季報 夏号」を用いて、

以下の10条件を満たす銘柄をスクリーニングしました。


1. チャート:上昇トレンドであること。
2. 業績(売上高、経常利益、純利益、1株益):それぞれ年々5%以上増加していること(予想値を含めた過去5年程度)
+α:前号の四季報と比較し、「2年分の“予想値”」の「売上高、営業利益、経常利益、純利益、1株益」いずれかの値が大きくなっていること。
3. 売上高経常利益率(経常利益÷売上高x100):10%以上(できれば直近3年分)
4. 純利益経常利益率(純利益÷経常利益x100):60~70%程度(できれば直近3年分)
5. 時価総額:500億円以下
6. 自己資本比率:40%以上
7. ROE:10%以上、ROA:5%以上
8. 営業CF:+、投資CF:-(営業CFの+の範囲内)
9. PER:30倍以下
10. 事業内容:業績拡大の背景、事業内容の優位性などの定性情報を知ること。難しいようであれば、悪い情報がないかチェックする程度でOK。


そうすると、「1-2条件を満たしていないけど成長が期待できる」というような惜しい銘柄も含めて、50個くらいの銘柄が見つかりました。

それらの銘柄を、1つ1つ、日経スマートチャートプラス(https://www.nikkei.com/smartchart
というサイトでチャートの形を確認し、
直近で押し目を形成しそうな銘柄を監視していました。


そして待つこと1か月、7月末に、ついに、
3677 システム情報 が押し目を形成したのです!


ちなみにシステム情報の四季報10条件は、以下のような感じでした。(選定時の「四季報 夏号」のデータです。)

1. チャート:〇、上昇トレンドである
2. 業績(売上高、経常利益、純利益、1株益):〇、予想値を含めた過去5年でそれぞれ年々5%以上増加している
+α:〇、前号の四季報と比較し、「2年分の“予想値”」の「売上高、営業利益、経常利益、純利益」の全ての値が大きくなっている
3. 売上高経常利益率(経常利益÷売上高x100):〇、直近3年で10%以上である
4. 純利益経常利益率(純利益÷経常利益x100):〇、直近3年で60~70%程度である
5. 時価総額:〇、500億円以下である(300億円)
6. 自己資本比率:〇、40%以上である(66.3%)
7. ROE:〇、10%以上である(29.3%、予想値30.4%)、ROA:〇、5%以上である(18.0%、予想値20.1%)
8. 営業CF:〇、+である(1084)、投資CF:〇、-である(-110で、営業CFの+の範囲内)
9. PER:〇、30倍以下である(20.9: 28.2倍、21.9: 25.8倍)
10. 事業内容:〇、業績拡大の背景、事業内容の優位性などはよくわからないが、システム系?IT系?なので、時代に背いてはいないと感じた。また、悪い情報も出ていなかった。


全部クリアという、素晴らしいファンダメンタル!

すばらしい!!!!


そしてその時のチャートをテクニカル分析しました!


前回最高値の1300円の水平線が意識されているように見えたので、
当時の私は、「押し目だ!!!」と思い、
1300円の10%分上でなべ底形成したのを確認し、1430円で購入したのです。
損切は1300円の-5%の1235円のところに設定
利確は伸ばせるところまで伸ばしていこうと思い、設定していませんでしたが、
リスクリワード比率1:2を最低限のルールとし、1820円を超えるまでは損切ラインは変えずに、1820円を超えたら移動平均線や直近高値の水平線をもとに違う損切ラインを設定する、というルールとしていました。


資金管理のところは、総資金をばらしてしまうことになるので、損失許容度とか書くことが出来ないのですが、
このシステム情報は400株を購入し、損失予定額は78000円としました。


今思えば。。。厳密なダウ理論に基づく上昇トレンドではないですよね。。。

他に根拠がない。。。トレンドラインも引けないし、移動平均線もサポートしてない。。。

こんな根拠うすうすな銘柄を購入した末路が、、、


もちろん損切。



決算発表時、ガクッと下がり、そのままズルズル下がっていき、株価1235円で損切となりました。

全然水平線仕事してくれなかった。。。
そもそも根拠が1つなのがダメダメなので、仕方ないですけどね。。。


ということで、
オムナイト伯爵の人生初購入銘柄は、根拠の薄さが敗因となり、みごと損切となりました。。。
78000円のマイナスです。。。



この取引での教訓は、
・ダウ理論に基づく上昇トレンドであったほうが良い。
・テクニカル分析における根拠は2つ以上はあったほうがいい。

の2つです。

特に上昇トレンドの方は、
【株スクール講義レポ】株スクール「株ダービー」の第4回講義に出ました。【チャート分析編】
でも書いてた、スクールで習った重要なことだったのに、忘れてたみたいですね。。。
この教訓を次回に活かしたいと思います。



続いて!
人生初の利確ができた銘柄です!

人生で初めて購入した記念すべき銘柄は
2929 ファーマフーズ でした!!


なぜこの銘柄を選んだのか、についてですが、
ファーマフーズも、システム情報と同じく6月に発売された「四季報 夏号」の10条件スクリーニングで見つけました。
ファーマフーズの四季報10条件は、以下のような感じでした。

1. チャート:〇、上昇トレンドである
2. 業績(売上高、経常利益、純利益、1株益):△1株益以外、予想値を含めた過去5年でそれぞれ年々5%以上増加している
+α:×、前号の四季報と比較し、「2年分の“予想値”」の「売上高、営業利益、経常利益、純利益」の全ての値は変わっていない
3. 売上高経常利益率(経常利益÷売上高x100):×、直近3年で5%程度である
4. 純利益経常利益率(純利益÷経常利益x100):〇、直近3年で60~70%程度である
5. 時価総額:〇、500億円以下である(301億円)
6. 自己資本比率:〇、40%以上である(43.0%)
7. ROE:〇、10%以上である(12.2%、予想値12.9%)、ROA:〇、5%以上である(5.7%、予想値5.6%)
8. 営業CF:△、+である(90)、投資CF:△、-である(-301で、営業CFの+の範囲内ではない
9. PER:×、30倍を超えている(20.9: 58.0倍、21.9: 51.9倍)
10. 事業内容:〇、業績拡大の背景、事業内容の優位性などはよくわからないが、サプリや化粧品、機能性食品など手堅い事業のように感じた。また、悪い情報も出ていなかった。


売上高経常利益率やキャッシュフロー、PERは条件未達だったのですが、

業績の伸びがとてもよかったので、良しとしました。


その後、日経スマートチャートプラスでチャートの形を確認し、押し目形成を監視。
8月中旬に押し目を形成したのです。

その時のチャートをテクニカル分析すると、

今回はちゃんとダウ理論に基づく上昇トレンドなので、トレンドラインが引けました!

1000円というキリが良い数字のラインに、26週移動平均線がぴたりとつけており、そこでなべ底を形成後していましたが、
まだトレンドラインから遠かったため、トレンドラインにより近づいた時点まで待ち、1000円の10%分上、1100円で購入しました。
損切は1000円の-5%の950円に設定

利確は、これもシステム情報の時と同じで、伸ばせるところまで伸ばしていこうと思い、設定していませんでしたが、
リスクリワード比率1:2を最低限のルールとし、1400円を超えるまでは損切ラインは変えずに、1400円を超えたら移動平均線や直近高値の水平線をもとに違う損切ラインを設定する、というルールとしていました。

ファーマフーズは500株を購入し、損失予定額は75000円としました。


その後、ファーマフーズは順調に株価上昇をたどり、
ついに、1400円を突破します。


ここで、オムナイト伯爵は、「日足の15日移動平均線を、株価が-10%割ったら損切」というルールを設定し、
移動平均線から-10%のラインを損切ラインとして、株価の上昇に応じて損切ラインを上げていく方法を実践することとしました。

このように、価格変動に応じてロスカットラインを変更していく手法を、「トレーリングストップ」というらしく、損失を最小限に抑えつつ、利益の最大化を狙うことが可能な方法だそうです。
オムナイト伯爵は、この方法を書籍で知り、自分に合ってそう!と思ったため、今回実践してみたのでした。


こんな感じで、株価上昇するたびに損切ラインをあげていき、
10月中旬、ついに、株価が15日移動平均線を大きく割り込み、1700円に設定していた損切ラインにて決済されました。



ということで、
オムナイト伯爵の人生初利確銘柄は、
1100円で買った銘柄が1700円で売れたので、
(1700円-1100円)x 500株で、30万円のプラスでした!!


利回りは約55%!!

やったぜ!!!
システム情報の損失75000円を補って余りあるプラス!!


これだから株はやめられない!!!



今回の勝因は、
・テクニカルの根拠の多さ
だったのではないかと分析しています。

・トレンドライン
・26週移動平均線
・1000円キリ番水平線

と3つの根拠が重なったところで買えたので、ここまでの利益を出すことができたのではないかと思っています。

加えて、
このファーマフーズ、決算がものすごい良くて、四季報の秋号でも予想値全て上方修正だったので、かなり業績の成長に伴った株価上昇だったんじゃないかなと思います。

なので、
・業績の伸びなど、成長性を重視したファンダメンタル分析ができていた
というのも、勝因の一つかなと思います。



ただ、オムナイト伯爵は、ここでうぬぼれません。
今回大きく勝てたのは、「たまたま」であること、よく分かっています。

この結果を一貫して出せるかは、まだ分からないのです。
なぜなら、データを積み重ねてないからです。


取引を10、20と繰り返し、期待値がプラスになって優位性のある手法であることが統計的に明らかになって初めて、
この手法は勝てる手法だ! と胸を張って言えるようになるのです。


また、この手法が最終形であるとも思っていません。
これから色々勉強して、この手法をより良いものに改善していきたいと思っています。

もしこのブログを読んでいただいた方で、
私はこんな手法でしてる!
とか
こういう手法を取り入れてみても良いのでは?
みたいな意見あれば、是非ください!!


オムナイト伯爵の手法はこんなところが良くないよ!
みたいな意見も大歓迎です!
なにとぞ!人助けと思って!!なにとぞ!!



これから手法を改善しつつ、

少しずつ、少しずつ積み重ねていきます。


「株で負けるほうが難しい」とドヤ顔で言えるようになる、その日まで。。。


それではまた。



追記

初めて利確できたファーマフーズ、

実はこの後すぐまた上昇し、

2020年12月末に3500円までいきました。。。

1100円で500株買えてたので、そこまで持ってたら

120万円くらいプラスでした。。。


これだから株はやめられない!!!笑




「日足の15日移動平均線を、株価が-10%割ったら損切」というルールでしばらくやってみて、

こういう風に大きな利益を逃すことが続くようなら、

新しいルールを作っていく必要がありそうです。


日々勉強ですね。。。


頑張ります!!!


ではまた!!!!

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