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スリランカ旅紀行part.4


スバダワサックウェワー!

こんにちは、そしてお久しぶりです。

前回の続きから、
大都会に揉まれまくる編です。

○Upali's restaurantsで食事

コロンボ到着がおよそ12時。
まず初めに、翌日乗る予定の鉄道駅を見に行きました。

そこそこ大きな駅ですが、東京駅のように沢山の外国人がいるわけではないようです。

ポツンと色白、タクシーやトゥクトゥクの営業を受けるも得意のシンハラ語で躱します。

それから観光客に有名なレストランまで歩いてみることにしました。

約50分ほどの道のり、
ゆっくり見ながら回ります。

Lotus Tower やっぱり目立つ。
目立ちすぎる。


コロンボには沢山のものが落ちています。

ジャックフルーツ(この時はドリアンだと勘違いしてて、めちゃくちゃ逃げてた)
ホームレスらしき人(服着てるけど、1番大事なところに布がない)
それから犬。犬はどこ行っても落ちてる。

途中歩道橋を渡るなどしながら、
無事辿り着きました。

入口が左右に1つずつ、左がレストラン。
右がテイクアウト用。もちろん右から入って正しく案内してもらいました。
ランチの日替わりライス&カリーがポピュラー
この日初めてマンニョッカ(キャッサバ)を食べました。


これで1035ルピーだったか。
日本円だと500円くらいです。

他に飲み物も頼んで、サービス料込みで1679ルピー。

1690ルピーで支払いましたが、
お釣り無しでレシートだけ渡されました。

よく見るとYour balance 10.39

バランス…?

抗議の言葉も思いつかず、甘んじて受け入れました。
これが都会スタイル?

○Galle Face Greenへ

気を取り直してお散歩再開。

国立博物館や大きな公園、学校などがあるエリアを歩きます。

ちょうど下校の時間と重なったのか、
女学生達の様々な視線を受けながら進みます。

少しして足もだんだん疲れて来たので、
スリーウィル召喚。

海沿いの緑地公園、Galle Face Greenへ向かうことにしました。

スリランカに来て初めての海
天気悪くても水は綺麗です。
この場所でセレモニーが行われたりするみたい
高い建物はOne Galle Faceというショッピングモール
後でいきます

家族連れやカップル、友達同士の若者など
皆のんびり過ごしています。  

砲台跡などもあって、
お台場みたいなもんかなぁとか
勝手に想像していました。

道路沿いに戻って歩くとまた突然の大雨。

近くの木陰で雨宿りしていたところ、
屋根付きのバス停にいたおっちゃんの
「こっち来い!!」
という声に助けられ無事避難。

屋根の下にはそのおっちゃんと同じ
制服らしきものを着た沢山のおっちゃん。

少しだけお話ししたりしていると、
雨が弱くなったので今のうちにショッピングモールに逃げ込むことを決め、
おっちゃん達にお礼を言って外へ。

ショッピングモールは道路の反対側なのですが、
全然渡れません。

スリランカでの歩行者横断はデッドハード。
信号が上手く機能してなかったり、
そもそも歩行者保護とか無さそう。

にしてもここは道幅もあるし1番難しかった。
絶妙なタイミングで渡るスリランカ人の陰に隠れながら何とか渡り切りました。

海の目の前の綺麗なショッピングモール
One Galle Faceで雨宿り。

特に何も買わずにモールを出て、
フラフラ1人であてもなく歩き始めると
とても親しげに声をかけてくる謎のグラサン。

いくつかの日本の単語を交えながら
話しかけてきます。

それから彼は言いました。
「あんたラッキーだよ、sir. 今日は年に一回のお祭りがある。ガンガーラマという寺でそれが見れる。」
どんなもんかと思い、検索していると
いつのまにか背後にはスリーウィル。

「これに乗ればすぐだから彼に任せな!」

勢いに任せて、乗ってしまったが悲運の始まり。

お気づきかと思いますが、この人たちは悪質です。

運転手デヴィン25才、ヤンチャそうな見た目だが2才の娘を持ちドバイで働いていた経験もあるそうで英語も非常に流暢。

異国での見知らぬ人との触れ合いに、
テンションがあがる間抜けな自分。

ガンガーラマ寺院に着くと、
デヴィンはものすごく達者なガイドに変身。

めちゃくちゃ観光客しました。
しました。


有名観光地だけあって寺院自体は
ところどころ見ごたえのあるものあったりなかったり。

あとデヴィン君、ガイドうますぎ。

「まだもう一箇所面白いところ見せてあげるよ。」

疑いは確信に変わりつつもありましたが、
乗せていってもらうことに。

奥に座っている人以外、誰もいない。


めちゃくちゃ人気の無い、何かの寺院。

あとさ、祭りは?
祭り見たくて来たんだけど。

そんなことはさておき、
もしかしてここで狩られる?

そう思い、
「そろそろ帰りたいし、ここまでで大丈夫だから」
と伝えると

デヴィン君豹変。
氷のような顔で猛烈に引き止めて来ます。
時折慌てて誰かに電話しながら。

しつこいのでいくら欲しいんだ?
と聞くと、
「30000ルピー」

勘違いして3000ルピー渡しました。
実際3000でもそこそこ高い。

「Not 3000, 30000!!」

うんそれはごめん普通に間違えた。
けれどもそんな値段払うわけにはいかないし、
実際持ち歩いてもいません。

ATMがどうたら、ジャパンマネーがどうたら
いつまでも帰してくれそうにありません。
電話してた仲間が来るまで粘るつもりか

そこで私は決意しました。逃げよう。

走りました。できる限り早く。
コロンボ爆走ジャパニーズです。

しばらくして
後ろを振り返り、追っ手が来ていないことを確認。

Uberでタクシーを呼んで、
宿に真っ直ぐ帰ることにしました。

事前情報などでそういったグループで行う手口の悪質な観光案内があることは
もちろん知っていましたが、
なぜかその時は流されてしまいました。

こんなことを書いてスリランカ怖いと思う人が増えてしまうのも悲しいので
書くかは迷いましたが、
これも1つの失敗談として捉えていただけたらと思います。

スリランカが怖いのではありません、
ただ単にそういう人達に出会ってしまっただけです。

宿に帰ってKaundaさんと話して、
私はそう思うことにしました。
でなければこの後楽しめない

皆さんはもし訪れることがあれば
十分気をつけて、楽しく過ごしてください。

UberもしくはPick Me必須かと思われます。

そしてその夜は、
宿の近くでチキンコットゥを買って来て
ゆっくりいただきました。

家族で経営している小さなコットゥ屋さん。
作るところも見せてくれました。

ロティという生地を細かく刻んで野菜や
グレービーと炒めたもの。
想像の倍の量あります。


明日は何としても良い1日にしようと決意し、
コットゥではち切れそうなお腹をさすりながら
眠りにつきました。

長くなりましたが、
読んでいただきありがとうございます。

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