見出し画像

【広告デコン】林遣都さん出演Web広告|doda

今日から広告のデコンを極力発信していこうと思います。できれば毎日更新したいけれど、それは努力目標にします。

そもそも「広告デコン」って何?って感じる方もいると思うので、初回の投稿としてサラっと説明すると、「世の中に出ている広告が生まれた背景を自分なりに読み解いてみる」ことです。(微妙に違っていたらごめんなさい。)

デコンっていうのが「デコンストラクション(=脱構築)」という意味らしいので、広告を脱構築するものだと思ってもらえれば、あとはそれぞれの受け取り方におまかせします。

と、まあこの辺は概念の説明になってしまうので、この辺にとどめます。

今日はその広告デコンの初回投稿日となるので、最近見た広告で気になったものを一つピックアップしました。


今日デコンする広告は【doda Web広告(林遣都さん出演)】です。(やっと記事っぽくなってきた笑)

この広告、調べてみると動画はdodaのサイト上にもアップされていないようで、林遣都さんのファンからすると見たくても見ることのできない、幻の広告となっているようです。

それではデコンをしていきます。

▼目的

dodaのこの広告の目的は、30歳手前くらいまでの若手社員のdoda登録者数を増やすこと?

(私はこの広告にYoutube Trueviewで当たったのですが、かなりこの広告に接触したので、社会人2年目の自分は思いっきりターゲットなのかな?と思いました。)

▼ターゲット

社会人5年目くらいまでのいわゆる若手?と言われる人たち

▼商材が抱える問題

ターゲットが転職を考えたとき、どの転職サイトを見ればいいのかわからない。(dodaも含め、どの転職サイトも共通の問題かも。)

例えば、就活の時はリクナビ、マイナビとかが有名だったけど、転職サイトとなると、定番のみんなが登録するサイトのようなサービスも見当たらず、自分も多すぎて違いがわからなかったり…。

▼問題に対する原因(なぜ?)

dodaが他の転職サイトと差別化ができていない。(差があるのであれば気づけてないです、人材会社の方ごめんなさい。。)

差別化ができていない理由は、きっとサービスがほとんど同じでコモディティ化が起きているから。

(若年層にdodaを選んでもらうためにはどうするべきか?という点が問題の本質なのかなと思いました。)

▼企画の方向性
差別化がしづらく、機能訴求が難しいなら、情緒に訴えかける(情緒訴求)の方向でdodaのことを伝えていく。

若年層にdodaを選んでもらえるようにするために彼らの共感を生んで、頭に残るような広告にしていく。

▼ターゲットのインサイト
そこで今回のターゲットである若手5年目くらいまでの若い人たちは、どう言うことを思ってるかと言うと…

別に今の仕事に不満はないし、今すぐに辞めたいとは思っていない。

それでも、自分の本当にやりたいことってなんだろう?とか、自分に1番向いている仕事ってなんだろう?とか、そういう話題には自分なりに疑問を持っていると思いました。(まさに自分がそんな感じです。)

なぜなら、YouTuberが出てきたりとか、好きを仕事にして成功している人たちがどんどん出てきている世の中だから。

自分の周りの友達を見ても、好きな仕事をして少し成功したりしている人が間近にいたり、自分と違って仕事にすごくやりがいを感じている人がいたり・・・

そういう周りと比較して、自分の働き方、仕事への意欲、楽しさが全然なかったり、やりがいや面白みを感じられていないところにふと疑問を持ったりもしている。(仕事なんだから楽しくないのは当たり前。というのは、もはや昔の価値観。今の若い人たちは、自分が好きでやれる仕事を見つけられることがかっこいいと思っている。)

▼コアアイデア・(How to Say?,どう言うか?)
だからこそ、そういう若手の仕事に対する本音の部分をストーリー性のある描写で林遣都さんに代弁させる。(めちゃくちゃ共感しました。)

▼解決策・エグゼキューション(だからどうする?)

Web広告(TrueView)でターゲットに広告配信。(ターゲットへのフリークエンシーは多めに設定されているか、もしくは青天井だと思われます。)

▼いいと思った点

・インサイトの突き方がめちゃうまい

別に今の仕事が嫌とかでは無いけれど、自分と周りを比較して悔しさを感じ、転職を考えるところをzoom飲みの描写で表現している(それも画面共有機能を使って!)部分がすごく今っぽい、かつ若い社会人層のインサイトを突いている(少なくとも自分は。)ところがすごく良かったです。

▼逆に気になった点
dodaの会員登録をCVだと捉えた際、広告の効果はあまり良くなさそうだな…と感じてしまいました。


と、こんな感じです!

長々となってしまったので、次回はもう少し端的に書けるようにしよう。。

本日は以上です!ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?