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圧倒的展開力の【リチュア】徹底解説


自己紹介

こんにちは。うえきと申します。
普段は関東で遊戯王をしており、非公認大会(CS)に出るようになってから約7年が経ちました。
noteは初投稿になります。



0.はじめに

本記事は【リチュア】の解説記事になります。
【リチュア】でCSに2回出場し、優勝、ベスト8と結果を出すことができ、Twitterで多くの"いいね"を頂いたので記事にしました。
前半ではデッキの基礎・採用カードの役割を解説し、後半では展開方法や環境デッキへの立ち回りを解説します。

・【リチュア】の基礎、展開パターンを知りたい
・【リチュア】を使って大会で勝ちたい
・【リチュア】の対策を知りたい

上記に当てはまる方に是非読んで頂きたいです。
現状では古いリチュアカードを入手しにくいのがネックですが、12月24日発売の「SECRET UTILITY BOX」で再録されるのでご安心下さい。
初投稿で至らない点があるかもしれませんが、暖かい目で読んで頂けると幸いです。
また、後半部分は有料とさせて頂きました。
ご購入頂けると励みになります…!



1.【リチュア】の特徴と強み

◆特徴
基本的には先行で強力な盤面を形成する展開系デッキですが、自由枠を約10枚確保できることや、妨害と後続確保を両立できることから、ミッドレンジ的な側面もあります。1枚初動が7枚採用されているため安定性も高いです。

◆強み
主な強みを3つに分けて解説します。

①手札誘発の貫通力が高い
グリム・リチュア》などの初動に《無限泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》などの手札誘発を受けても、リチュアカードの重ね引きやスプライトモンスターによって展開を続けることができます。 レベル2モンスターが2体並べば最低限スプライトの展開を行えるので、手札誘発の受けが良い部類のデッキです。
展開系デッキの宿命である《原始生命態ニビル》に対しては《イビリチュア・ネーレイマナス》を早い段階で儀式召喚したり《ギガンティック・スプライト》を使うことで自然にケアすることが可能です。

致命的な弱点が少ない
1枚でデッキが機能停止となるような致命的な弱点が少ないです。
リチュアのギミックだけでは《ドロール&ロックバード》が致命的な弱点となりますが、スプライトの展開をすれば妨害+後続を構えることができ、《三戦の才》や《サンダー・ボルト》、《皆既日蝕の書》に対しては《スプライト・キャロット》で無効化できます。
《冥王結界波》に対しては展開中に《増殖するG》を回収したり《スプライト・スマッシャーズ》や《スプライト・ダブルクロス》を用意することでケアできます。

③ 後攻での捲り性能が高い
リチュアの氷魔鏡》により後攻でのパワーも高く、相手のシステムモンスターを除去しながら展開に向かうのが主な勝ち筋です。
豊富なリンクモンスターやエクシーズからのアーゼウスも攻め手として存在するため、全盛期の【竜輝巧】のような多彩な攻め方ができます。
展開系にありがちな「先行最強・後攻貧弱」とならないのが強みです。


2.デッキレシピ

以下はサイヤCSで使用し優勝した際のデッキレシピです。


以下はつりおCSで使用しベスト8だった際のデッキレシピです。
今回はこちらの構築をもとに解説します。


つりおCS 使用構築



3.採用理由

各カードの採用理由を解説します。

■メインデッキ■

・《イビリチュア・ネーレイマナス》

このデッキのエースモンスターです。
先行展開で盤面に2体出すので2枚採用。
①と③の効果は名称ターン1制限がありません。
①の効果で墓地のレベル2モンスターを蘇生してその後のスプライト展開に繋げます。
③の効果は処理時に儀式モンスターを手札に戻す必要があるため、場にリチュア儀式モンスターが1体のみの状況で《月の書》や《幽鬼うさぎ》などをチェーンされると不発になってしまう点に注意。
また、戦闘耐性があり《ティアラメンツ・カレイドハート》や《クシャトリラ・アライズハート》との戦闘で負けないことも覚えておきましょう。

・《リチュア・アビス》

万能サーチです。実質全てのリチュアカードにアクセスできます。
1枚初動ではないものの、組み合わせ展開で主軸となる初動のため3枚採用。
このカードのみ、"儀式召喚する際に必要な分のリリースとして使用できる"効果を持たないので注意。
効果にターン1が無いため、《イビリチュア・ネーレイマナス》や《スプライト・エルフ》で蘇生したり、《グリム・リチュア》から出して何度も使い回します。


・《ヴィジョン・リチュア》

儀式モンスターをサーチします。
メインデッキではサーチ先が《イビリチュア・ネーレイマナス》1択のため、2枚採用に抑えています。
レベル2であることも優秀なので本来は3枚採用しても良いのですが、儀式モンスターのみを引き込む事故を回避することと、自由枠を捻出するために1枚削っています。


・《シャドウ・リチュア》

儀式魔法をサーチします。
唯一のレベル4モンスターである為、スプライトの展開には貢献しません。
《リチュアの儀水鏡》、《リチュアの氷魔鏡》、《リチュアの写魂鏡》から状況に合わせた儀式魔法を選ぶことができ、展開中に3枚使うパターンも存在するため3枚採用。


・《グリム・リチュア》

【リチュア】の1枚初動。3枚採用。
《ギガンティック・スプライト》で特殊召喚した場合も②の効果を使用できリンク数を稼ぐことができます。
②の効果を使うと儀式モンスターでしか攻撃できない制約が付きます。後攻では厳しい縛りですが、ギミック内でワンキル可能です。
後述「5.後攻でのワンキルパターン」で解説します。


・《スプライト・ブルー》

組み合わせの初動として最強なので3枚採用。
《リチュア・アビス》や《グリム・リチュア》に効果無効系の手札誘発を受けた場合、このカードを特殊召喚してスプライト展開を通します。
リチュアモンスターは《シャドウ・リチュア》以外全てレベル2であるため非常に相性が良いです。


・《スプライト・ジェット》

《スプライト・ブルー》のサーチ先として1枚採用。
現状の構築ではサーチ先は《スプライト・スターター》のみですが、《冥王結界波》や《禁じられた一滴》が流行する場合は《スプライト・スマッシャーズ》や《スプライト・ダブルクロス》などの採用もアリだと思います。



・《スプライト・レッド》

《スプライト・ブルー》や《スプライト・スターター》の選択肢として1枚採用。
《イビリチュア・ネーレイマナス》がモンスター効果無効を備えているため役割が被りますが、手札誘発を受けてスプライトでの展開しかできない際の終着点として欲しい場面もあるので採用しています。
単純にレベル2のモンスターを特殊召喚できることが手札誘発の貫通にもなるため腐ることはありません。


・《スプライト・キャロット》

《スプライト・ブルー》や《スプライト・スターター》の選択肢として1枚採用。
《イビリチュア・ネーレイマナス》でモンスター効果を無効にできるので、魔法罠を無効にするために採用。
《三戦の才》やサイド後の《サンダー・ボルト》、《皆既日蝕の書》を無効にできるため積極的に出します。


・《儀水鏡の集光》

万能サーチカード。3枚採用。
発動のターン1制限がありません。
現状の構築ではエンド時の②効果で《リチュアの儀水鏡》をセットできます。今回は採用していませんが、《儀水鏡の幻影術》を採用することで、《イビリチュア・ネーレイマナス》の妨害を1回分増やすことができます。


・《リチュアの儀水鏡》

シンプルな儀式魔法。
儀式召喚する際レベルは丁度でないといけないため、基本的には《ヴィジョン・リチュア》、《シャドウ・リチュア》、《グリム・リチュア》、《イビリチュア・ネーレイマナス》をリリースします。
儀式モンスターをリリースした場合、②の効果でリリースした儀式モンスターを手札に回収できます。手札を1枚稼げるため、その後の展開で手札コストを支払う際にも役立ちます。
②の効果により、1枚のみの採用でも先行展開で2〜3回発動できるので1枚採用。


・《リチュアの氷魔鏡》

後攻時に最強の儀式魔法。
対象を取らないので、《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》、《双穹の騎士アストラム》、《迷宮城の白銀姫》などの耐性を突破できます。
《リチュアの儀水鏡》と同様、デッキに戻すことができ使いまわせるため1枚のみ採用。
また、②の効果はサイドデッキに採用している《イビリチュア・ジールギガス》との友情コンボが強力です。


・《リチュアの写魂鏡》

ライフで素材を肩代わりする儀式魔法。
採用することで、
①《グリム・リチュア》が1枚初動になる。
②展開できる初動パターンが増える。
③誘発貫通力が上がる。
のメリットがありますが、特に③が大事で、《リチュア・アビス》や《グリム・リチュア》に効果無効を受けた際にこのカードを採用していない場合、展開が止まってしまうケースがあります。
儀式召喚する際は5000ライフを失うことになり大きな痛手となりますが、そもそも展開できないことには始まらないので1枚採用しています。
ちなみにこのカードだけ再録の予定がありません。


・《スプライト・スターター》

《スプライト・ジェット》からサーチするために採用。一応1枚初動でもあります。
《リチュアの写魂鏡》を発動している場合にこのカードを発動するとライフが2000程になってしまうため、《朔夜しぐれ》などのバーン効果で負けてしまわないよう気をつけましょう。


・《金満で謙虚な壺》

基本的には組み合わせで展開するデッキなので必須です。
エクストラは自由枠が多いので打ちやすく、積極的に引きたいので2枚採用。
サイド後の後攻時は《イビリチュア・ジールギガス》と相性が悪いため減らすことがあります。

【12/7追記】
コストは基本的に6枚除外します。
先行時は、
・《スプライト・エルフ》
・《トロイメア・フェニックス》
・《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》
・《神隠し鬼火丸》
・《ティアラメンツ・キトカロス》
・対面のデッキタイプやその他の手札に応じて《トポロジック・トゥリスバエナ》、《閉ザサレシ世界ノ冥神》、《天霆號アーゼウス》、《トロイメア・ユニコーン》から選択します。
試合が長引きそうな場合は《天霆號アーゼウス》を残しておいた方が良いです。

後攻時は
・《閉ザサレシ世界ノ冥神》
・《トポロジック・トゥリスバエナ》
・《スプライト・スプリンド》
・《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》
・《聖光の宣告者》
・《ティアラメンツ・キトカロス》
を除外します。

■サイドデッキ■


・《イビリチュア・ジールギガス》

後攻で強力な儀式モンスター。
《リチュアの氷魔鏡》で儀式召喚し、墓地効果でデッキトップにリチュアモンスターを戻すことで確実にバウンスできます。
後攻は上記コンボで場を荒らしてワンキルを狙います。
後攻時のみ強いためサイドデッキに1枚採用。全対面の後攻で投入します。


■エクストラデッキ■

・《閉ザサレシ世界ノ冥神》

相手の耐性付きモンスターを倒す手段として採用。《I:Pマスカレーナ》からリンク召喚する選択肢でもあります。
スプライト展開ではリンク値を稼げるので容易に狙えます。


・《双穹の騎士アストラム》

主に対【ティアラメンツ】に出します。
【ティアラメンツ】側がこのカードを突破する手段は主に《閉ザサレシ世界ノ冥神》になると思いますが、こちらは《イビリチュア・ネーレイマナス》や《スプライト・レッド》か《スプライト・キャロット》、《増殖するG》などその他の妨害を構えることで突破をより困難にします。


・《トロイメア・ユニコーン》

《 I:Pマスカレーナ》からの妨害として採用。


・《トポロジック・トゥリスバエナ》

【ラビュリンス】や【ルーン】などの罠ビ系統を想定して採用。こちらの先行展開で盤面を形成しても永続罠で捲られる可能性があります。
このカードの採用の有無で勝敗が変わるカードなので必須枠です。


・《スプライト・エルフ》

このカードの存在によりデッキが成立しています。
《リチュア・アビス》や《グリム・リチュア》を蘇生することで展開しながら後続を獲得します。
【クシャトリラ】に《 No.89 電脳獣ディアブロシス》で飛ばされることや単純に2枚目を使うこともあるため2枚採用。
また、このカードが場に存在する場合、《増殖するG》をメインフェイズに発動することで《墓穴の指名者》を防ぐことができます。


・《スプライト・スプリンド》

展開でこのカードを絡めて《増殖するG》を落とし、《聖光の宣告者》で回収するため必須枠。
このカードと《ギガンティック・スプライト》や《聖光の宣告者》を場に残すことで、②のバウンス効果も使うことができます。


・《 I:Pマスカレーナ》

基本展開で使用するため必須枠。
スプライトの展開をした際にほぼ必ずリンク召喚します。
リンク召喚する選択肢として、《閉ザサレシ世界ノ冥神》、《双穹の騎士アストラム》、《トロイメア・ユニコーン》、《トポロジック・トゥリスバエナ》があります。
相手や状況に応じてリンク召喚を行います。
破壊耐性が付与されるため、《双穹の騎士アストラム》を出す場合は耐性がより強固なものになります。


・《トロイメア・フェニックス》

永続罠や《クシャトリラ・バース》を破壊するために採用。
出番は少ないのでここは自由枠です。


・《 天霆號アーゼウス》

エクシーズで攻める際の終着点として採用。
しかし【ティアラメンツ】に弱いこと、【クシャトリラ】には《 No.89 電脳獣ディアブロシス》で飛ばされるためあまり出番はありません。


・《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》

ワンキルするために必須です。
主に《グリム・リチュア》の効果により儀式モンスターでしか攻撃出来ない制約が付いた時に使います。
《リチュアの氷魔鏡》で盤面を荒らした後に《イビリチュア・ネーレイマナス》2体で直接攻撃、その2体で《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》をエクシーズ召喚することでライフを8000取れます。
儀式モンスターを2体場に出すことは要求値が高いと思われがちですが、場の《イビリチュア・ネーレイマナス》を儀式素材として《イビリチュア・ネーレイマナス》を儀式召喚することで、墓地の《イビリチュア・ネーレイマナス》を蘇生できるため比較的狙いやすいです。


・《ギガンティック・スプライト》

スプライト展開で必須です。
リンク2モンスターを素材にできるため、効果を使用した《スプライト・スプリンド》をエクシーズ素材にすることがで展開を伸ばします。
リンクモンスターを素材にした場合は攻撃力が3200になることを活かして、相手の《クシャトリラ・フェンリル》等の厄介なモンスターを戦闘破壊してから展開することもできます。


・《聖光の宣告者》

《スプライト・スプリンド》とのコンボで《増殖するG》を回収するために必須です。
展開途中で《リチュア・アビス》で手札が増えるためコストに困ることはありません。
リチュアモンスターを回収することもたまにあります。


・《神隠し鬼火丸》

《グリム・リチュア》からワンキルする際に相手の場を空ける役割があります。
ティアラメンツの融合体は《リチュアの氷魔鏡》でリリースすると効果を発動されてしまうため、このカードで除去する必要があります。
また、このデッキの除去手段が基本的に"対象を取らない効果"であるため、相手の《 閉ザサレシ世界ノ冥神 》を除去するためにも必要なシーンがいつか来そう。


・《ティアラメンツ・キトカロス》

サイドデッキに採用している《浮幽さくら》用。



■不採用となったサイドデッキ向きカード■

一部を解説します。

・《儀水鏡の幻影術》

《儀水鏡の集光》の②効果でセットできる罠カードです。
自身の効果で手札に戻った《イビリチュア・ネーレイマナス》をもう一度場に送り出すことで妨害数を増やすことができます。
また、儀式魔法に《増殖するG》をチェーンされた場合の受けが良くなります。
先行用のカードとして【ティアラメンツ】により有効である《次元障壁》を採用したため、今回は不採用となりました。


・《紅蓮の指名者》、《神の宣告》


先行用のカードとしては十分な強さを発揮しますが、先行展開をした際に《リチュアの写魂鏡》を発動している場合ライフポイントが3000以下になるため、ライフを支払う罠カードは不採用としました。
今回は先行用の罠として【ティアラメンツ】に有効な《次元障壁》を採用しましたが、広い対面を想定したい場合は打てないリスクを考慮してでも《紅蓮の指名者》、《神の宣告》を採用するのはアリかもしれません。


・《皆既日蝕の書》


【クシャトリラ】の先行盤面を一層できるのが強みですが、すべて裏側守備表示になってしまうと《リチュアの氷魔鏡》で相手モンスターをリリースできなくなってしまうので不採用としました。


・《ハーピィの羽根箒》


【ティアラメンツ】に対して発動した場合、《壱世壊に奏でる哀唱》の墓地効果が発動してしまうため、今回は《コズミック・サイクロン》を優先して採用しました。罠ビのシェアが増える場合は採用すると思います。


4.展開パターン




①《グリム・リチュア》での1枚初動
②《リチュア・アビス》+ 《スプライト・ブルー》での2枚初動
③《リチュア・アビス》+ 《ヴィジョン・リチュア》+ 《シャドウ・リチュア》での3枚初動
④ 《イビリチュア・ネーレイマナス》+《グリム・リチュア》+《リチュアの儀水鏡》での3枚初動


① 《グリム・リチュア》での1枚初動


◆展開前

◆展開後

◆手順
《グリム・リチュア》召喚
 → 《リチュア・アビス》特殊召喚
 → 《シャドウ・リチュア》サーチ
 → 《グリム・リチュア》と《リチュア・アビス》で《スプライト・エルフ》 リンク召喚 
→ 《リチュア・アビス》蘇生
 → 《ヴィジョン・リチュア》をサーチ
 → 《シャドウ・リチュア》で《リチュアの写魂鏡》をサーチ(※)
 → 《ヴィジョン・リチュア》で《イビリチュア・ネーレイマナス》をサーチ
 → 《リチュアの写魂鏡》で《イビリチュア・ネーレイマナス》儀式召喚
 → 《ヴィジョン・リチュア》蘇生
 → 《ヴィジョン・リチュア》と《リチュア・アビス》で《ギガンティック・スプライト》X召喚 
→ デッキから《スプライト・ブルー》特殊召喚
 → 《スプライト・ジェット》サーチ
 → 《スプライト・ジェット》特殊召喚
 → 《スプライト・スターター》サーチ
 → 《スプライト・スターター》で《スプライト・キャロット》特殊召喚
 → 《スプライト・ブルー》と《スプライト・ジェット》で《I:Pマスカレーナ》リンク召喚

(※) 手札に、{ 儀式のリリース素材 or 儀式魔法 or《イビリチュア・ネーレイマナス》 }がある場合は《リチュアの儀水鏡》をサーチします。



②《リチュア・アビス》+ 《スプライト・ブルー》での2枚初動


◆展開前

◆展開後

◆手順
《リチュア・アビス》召喚
 → 《シャドウ・リチュア》サーチ
 → 《スプライト・ブルー》特殊召喚
 → 《スプライト・ジェット》サーチ
 → 《リチュア・アビス》と《スプライト・ブルー》で《スプライト・エルフ》リンク召喚
 → 《リチュア・アビス》蘇生 
 → 《ヴィジョン・リチュア》サーチ
 → 《シャドウ・リチュア》で《リチュアの写魂鏡》サーチ
 → 《ヴィジョン・リチュア》で《イビリチュア・ネーレイマナス》サーチ
 → 《リチュアの写魂鏡》で《イビリチュア・ネーレイマナス》儀式召喚
 → 《ヴィジョン・リチュア》蘇生
 → 《スプライト・ジェット》特殊召喚
 → 《スプライト・スターター》サーチ
 → 《アビス・リチュア》と《ヴィジョン・リチュア》で《スプライト・スプリンド》リンク召喚
 → 《増殖するG》墓地落とす
 → 《スプライト・スプリンド》と《スプライト・ジェット》で《ギガンティック・スプライト》X召喚
 → デッキから《グリム・リチュア》特殊召喚  
 → 《アビス・リチュア》特殊召喚
 → 《グリム・リチュア》サーチ
 → 《アビス・リチュア》と《グリム・リチュア》で《聖光の宣告者》X召喚
 → 墓地の《増殖するG》回収し《グリム・リチュア》デッキに戻す
 → 《ギガンティック・スプライト》と《聖光の宣告者》で《I:Pマスカレーナ》リンク召喚
 → 《スプライト・スターター》で《スプライト・キャロット》を特殊召喚

《増殖するG》を回収できるパターンです。
相手視点でこの盤面を越えるためには大量の手数で展開する必要があり、そうすると《増殖するG》による大量ドローを許してしまうため非常に強力な展開です。



③《リチュア・アビス》+ 《ヴィジョン・リチュア》+ 《シャドウ・リチュア》での3枚初動

◆展開前

◆展開後

◆手順
《リチュア・アビス》召喚
 → 《グリム・リチュア》サーチ
 → 《シャドウ・リチュア》で《リチュアの儀水鏡》サーチ
 → 《ヴィジョン・リチュア》で《イビリチュア・ネーレイマナス》サーチ
 → 《リチュアの儀水鏡》で手札の《グリム・リチュア》をリリースし《イビリチュア・ネーレイマナス》儀式召喚
 → 《グリム・リチュア》蘇生
 → デッキから《リチュア・アビス》特殊召喚
 → 《シャドウ・リチュア》サーチ
 → 《リチュア・アビス》2体で《スプライト・エルフ》リンク召喚
 → 《リチュア・アビス》蘇生
 → 《ヴィジョン・リチュア》サーチ
 → 《リチュア・アビス》と《イビリチュア・ネーレイマナス》で《スプライト・スプリンド》リンク召喚
 → 《増殖するG》落とす
 → 墓地の《リチュアの儀水鏡》効果で《イビリチュア・ネーレイマナス》回収
 → 《ヴィジョン・リチュア》で《イビリチュア・ネーレイマナス》サーチ
 → 《シャドウ・リチュア》で《リチュアの儀水鏡》サーチ
(★)ニビル食らうポイント
 → 《リチュアの儀水鏡》で手札の《イビリチュア・ネーレイマナス》をリリースし、《イビリチュア・ネーレイマナス》を儀式召喚
 → 《リチュア・アビス》蘇生
 → 《シャドウ・リチュア》サーチ
 → 墓地の《リチュアの儀水鏡》効果で《イビリチュア・ネーレイマナス》回収
 → 《シャドウ・リチュア》で《リチュアの儀水鏡》サーチ
 → 《リチュアの儀水鏡》で《グリム・リチュア》をリリースし《イビリチュア・ネーレイマナス》儀式召喚
 → 《リチュア・アビス》蘇生
 → 《グリム・リチュア》サーチ
 → 《リチュア・アビス》と《スプライト・スプリンド》で《ギガンティック・スプライト》X召喚
 → 《スプライト・ブルー》特殊召喚
 → 《スプライト・ジェット》サーチ
 → 《スプライト・ブルー》と《リチュア・アビス》で《聖光の宣告者》X召喚
 → 墓地の《増殖するG》回収し《グリム・リチュア》デッキに戻す
 → 《スプライト・ジェット》特殊召喚
 → 《スプライト・スターター》サーチ
 → 《スプライト・ジェット》と《聖光の宣告者》で《I:Pマスカレーナ》リンク召喚
 → 《スプライト・スターター》で《スプライト・キャロット》特殊召喚


(★)ニビル食らうポイント
→この瞬間は場に《イビリチュア・ネーレイマナス》が不在になるため《原始生命態ニビル》を受けるタイミングはここになります。
もしここで《原始生命態ニビル》を打たれてもそのまま展開を続けることができ、最終的に
《イビリチュア・ネーレイマナス》、《スプライト・エルフ》、《I:Pマスカレーナ》、《スプライト・キャロット》、手札に後続1枚
を構えることができます。
ただし相手の場に《原始生命態ニビル》が残るので、残った手札や状況に応じて《神隠し鬼火丸》で除去するなど柔軟に対応しましょう。


④《イビリチュア・ネーレイマナス》+《グリム・リチュア》+《リチュアの儀水鏡》での3枚初動


この場合は《イビリチュア・ネーレイマナス》の儀式召喚からスタートします。
《グリム・リチュア》の通常召喚からスタートすると《増殖するG》を直撃してしまったり、《無限泡影》を受けると何もできずにターンを渡すことになってしまいます。
また、《ティアラメンツ・ハゥフニス》を起動させる前に展開できることも強みです。
2通りのゴールが存在しますので、それぞれ説明します。

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