『すずめの戸締まり』(新海誠・KADOKAWA)
2016年の「君の名は。」で、アニメ映画界のトップに躍り出た新海誠監督。2019年の「天気の子」も、その地味なタイトルとは裏腹に、非常に高い評価を受けた。それから再び3年の期間を経て、2022年11月11日に「すずめの戸締まり」が公開されるはこびとなった。そう、11日である。
映画にはどれも、自身のノベライズが存在する。あるいは、小説を描いた後で、映像化をしている、と言った方がよいかもしれない。
メジャーになる前の作品も叙情的で好きだが、やはりスペクタクル感のある最近