インデックスファンドの指数は配当込みだと分かり納得感が増した話
数年前から全世界や先進国中心にインデックスファンドに投資してきたのですが、指数が株価に連動すると思い込んでいて「それなら全世界の株価が動かなかったら指数も動かないのにインデックスファンドのチャートはやけに右肩上がりだなー」と疑問を感じていました。
その疑問を解消すべくemaxisのお問い合わせ窓口に確認してみたところ、私が投資しているeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の指数はMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)で、この配当込みというのは株価に加えて配当金を再投資した評価額とのことでした。
例えば普段テレビで見ているTOPIXの値とeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価額は配当を再投資した分後者のほうがプラスになっているようです。
全く株価が成長しなくても毎年配当金が勝手に上乗せされて再投資されていくので長期的に見れば右肩上がりになりやすいのも納得です。
山崎元のほったらかし投資術でも低成長な企業でもそれが織り込まれた株価が形成されていればリスクプレミアム分のリターンは得られる、と書かれていてホントかなーと思っていたのですが、そのリターンの源泉が株価の伸びではなく配当金(とそれの再投資)にあると思うと妙に納得しました。
指数のことなど理解しなくても投資はできるのですが、納得感あるとないとでは雲泥の差なので疑問に思ったことは調べていこうと思いました。
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