映画「凪待ち」、観終えられない


香取慎吾さん主演の「凪待ち」は、もう出だしから不幸の種が沢山見えるので、見るに堪えないですね。 主人公が何に巻き込まれて行き、どう自分を見失うのかが、序盤から見えに見えている。 見えて来た時点で、あまりに悲惨なので見れなくなりましたね。

身に付けている仕事の能力自体は群を抜いて高いのですよ。それでも住む土地も職も転々としているというだけで、不幸の種が見えてしまいますよね。例に漏れず、物凄く人が良い面がある。他人に乗っている自転車をすぐにあげてしまう程に、人が良い。

他人との付き合いの上で大事なのは、境界線と距離感だというのがまるで無いのは、例に漏れずという感じで、そこが描かれた序盤で、悲劇の予感が急激に高まります。

映画『凪待ち』予告編

香取慎吾さんは、優れた俳優ともなれている様に伺えますが、活躍の場を失っている様にも見えますよね。

結局、その序盤に描かれる物で、悲劇の予兆の大半を感じ取れてしまい、あまりに悲惨さに、序盤で観るのを辞めた次第です。

白石和禰監督作品は、ヤクザによる性暴力の酷さも露骨に描くので、観るに堪えられず、視聴を辞める事が多いですね。


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