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降り積もる想い出より貴方を愛してる

つづれ織り〜so far and yet so close〜

大好きな相方の披露宴の入場曲。イントロ聴いただけでもう、涙が溢れてくる曲の一つ。リリース当時、TERUの声が活きる楽曲の最高峰であると思ったくらい、この楽曲の持つ力に魅せられた。
リリースされる前に、ライブのエンドロールの時に流れていて、その時からこの曲はなんだろう、ライブの思い出がこの楽曲とともに蘇ってきて泣けるな。。。と思っていたら、あれよあれよという間に、GLAYファンにとっては欠かせない楽曲となっていった。相方も、自分が結婚する時には、この楽曲を入場曲にすると早い段階から断言していて、実現した。そして私自身の結婚式では、お色直し時の退場に付き添ってくれる相手に相方を指名し、その時には、この楽曲を使った。

そう、私たちの節目を彩ってくれた楽曲。
聴くタイミングや場所やシチュエーションによって、楽曲が柔軟にその役割を変えてくる。見せる、魅せる表情を別のものにしてくる。
優しい楽曲でありながら、力強さがあり、辛い時に寄り添ってくれるし、しんどい時に鼓舞してくれる。雄大であるのに、近い距離で足並みをそろえてくれる。いくらでも涙がながれてくるのに、その後には笑顔がこぼれる。
何気ない日々も、人生の岐路に立った時も、1日1日の積み重ねも、大きな運が巡ってきた時も、そう、どんなシーンであっても、この楽曲が響く画が思い浮かべられる。

ストリングスがあり、イントロのメロディを時には管楽器で演奏したり、時には鍵盤ハーモニカとは思えない情緒を持ったメロディを奏で、ギターのユニゾンがそっと楽曲に花を添え、特に大サビの終わりの方ではベースも歌う。そして、唯一無二の声で、楽曲をまとめて率いるTERU。これだけの要素がつまっているのにも関わらず、調和を生み出せることの奇跡よ。
音が他の音を邪魔することなく活かし、それを音楽として、一つの映像的な世界観として昇華できているような奇跡よ。

ライブ時は、イントロのストリングスが音源であることが多いが、それを生ライブで聴けたことが何度かあって、それはそれはもう圧巻だった。ただでさえイントロだけである程度の涙腺が弱まり始めているのに、そこが生演奏として聴けた時の喜びやその存在感の大きさにしばし、動きを封じられる、そんな感覚を味わった。
そして、それをまとめ上げて会場に幸せの大玉を送り出すのがTERU。これだけの要素のものを自分の声一つでまとめあげられ、最高のパフォーマンスとして成立させる。もはや、TERUにしかできない「神業」というヤツはこれのことを指す。

至宝の芸術、そう呼ばれる「つづれ織り」は、この楽曲そのものだ。
#GLAY #つづれ織り #相方の結婚式の第一走者 #至宝の芸術

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