大好きな友人の魅力をもっと知りたくなる楽曲

Friend of mine

この楽曲のこの歌詞があまりにも好きで、そして相方のことをこんなにも的確に表現する言葉はないと思い、相方の結婚式のスピーチの中で、まるで自分が生み出した言葉であるかのように話しました(もちろん、相方は「Friend of mine」だってわかっているけれど)。

誰かの痛みを優しさの上手な使い方で 取り除いてる君を見ていたよ

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詩的な歌詞ももちろん大好きだけれど、わかりやすい言葉でオリジナリティの溢れる表現をすることにも秀でている。TAKUROは言葉の上手な使い方で、多くの人の心の痛みを取り除いているな。

ピアノとオーケストラ編成での壮大で厳かな楽曲であるが故、普段のライブで演奏されることは圧倒的に少ないが故、初めてライブで聴いた時、そして、音楽用のホールで弦楽器と共に演奏されたのを聴いた時は震えた。魂が震えるという感覚は、きっとこういうことをいうんだなって心底思った。いい音楽は、奏でる場所を選ばないと思う一方で、適した場所で「正しく」演奏される楽曲ほど、その楽曲が持ちうるすべての力が溢れ出るものはないとも思う。直近、この楽曲を聴いたのは、選ばれしホールでの演奏だったので、音が体に響く感覚は、普段のライブとはまた異なるもので、そっと手を触れられて、でも時にぎゅっと握ってくるような感覚。守ってもらっているという安心感と、自分が守っていかねばという使命感のどちらが押し寄せてくる感覚。初めてピアノの発表会に出ることになって、舞台袖から前の順番の人を待っていた時の記憶が薄く蘇ってくるようにも思えた。きっと場所がそうさせる。

ピアノと弦楽器に加え、この楽曲をガッチリとベースで支えているのは、なんと言ってもゴスベル。しかし、ロックバンドとゴスペル。あまり交わることがなさそうに思えるが、ロックが忘れかけていた情熱を覚醒させるのと同じように、ゴスペルの持つ歌の力は、人間の本来持っているであろう、DNAにちゃんと刻み込まれているであろう熱意の本能を呼び覚ましてくれるような感覚。のっけから鍵盤とゴスペルが真正面から豪速球を放ってくるから、それはもう受け止める以外の選択肢はない。
でも、ずっとずっとゴスペルばかりが目立つわけでもなく、バンドとしての音も、包み込むような優しい音も存在し、ここぞ!という場面でゴスペルが楽曲をもう3段くらい上まで一気に引き連れて行ってくれる。ゴスペルがあることで、見える景色が違うし、イメージする画が変わる。背筋が伸びる。
こうやって音楽が持つ可能性を広げてくれるのは、バンド好き冥利に尽きる。

忘れないで 人生のピークはまだまだ先にある

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そう、まだピークだなんて言わせない。

#GLAY #friendofmine #コンサートホールと音響 #人生のピークはまだ先

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