２日連続会えるなんてスマホさまさま

大姪が仕事前、私のスマホを届けに浦安までやって来た。「昨夜、間違って持ち帰ったおかげで、２日連続で会えました」と笑顔で語る。スマホケースが同じ黒のためミスに気付かなかった。

大姪の電話でスマホがないことを知る。のん気な話だ。「いつでもいいよ」と答える。「駅に向かって歩いてきてもらえますか」。急いで家を出る。交差点の前にスマホ片手の大姪が見えた。

20年ほど前、携帯をなくしたときも人に言われるまで気付かなかった。家に戻ると妻が携帯を拾った人と談笑中だった。妻から携帯を手渡され初めて紛失に気付き慌ててお礼を言うありさま。

当時と違いスマホは財布代わりにもなる。アルバム、メール、ＬＩＮＥ、電話番号など個人情報満載だ。スマホをなくしたときどうするか。深く考えたことがなかった。無知というしかない。