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それでもまだ大学病院に行くのか❹

文庫本の部屋50冊紹介の4回目、順不同。かなり昔に読んだ本ばかりです。

(31)精神病棟の二十年(松本昭夫・新潮社・平成13年10月1日発行)精神医療見直し論百出! 絶望の中で青春を送り40にして社会復帰を遂げた著者が赤裸々に。

(32)素顔の医者(中川米造・講談社・93年12月20日発行)日本の医者の源を追いつつ医療養成システムをつぶさに検討、現代医療の構造的問題に…。

(33)大学医学部の危機(保阪正康・講談社・02年1月15日発行)先端医療と膨大な医療費。大学医学部は秀れた人材を社会に送り出せるか、実像抉り出す。

(34)大学病院が患者を死なせるとき(近藤誠・講談社・03年9月20日発行)大学病院の医師として30年、驚くべき真実、現場医師の告発。慶応大医学部を辞めない理由。

(35)弘前大学教授夫人殺人事件(鎌田慧・講談社・90年1月15日発行)無実の罪に陥れられた当局の論理と、それを覆す努力を克明に追い冤罪事件の全貌を解く。

(36)大学病院の掟(柳瀬義男・講談社・97年7月20日発行)小児科医の見たア然ボウ然事情、医局講座制解体こそ日本医療改革 への道であると提言。

(37)大学病院の本当の話(米山公啓・三笠書房・00年5月20日発行)それでもまだ大学病院に行きます?  もう人ごとではない!  患者に隠される大学病院の実態。

(38)母原病(久徳重盛・サンマーク文庫・91年10月10日発行)母親が原因で増える子どもの異常。具体的なケースを紹介し治療方を紹介。続、続々も出版。

(39)医学・医療界の内幕(保阪正康・朝日新聞社・92年1月1日発行)高齢化社会に向け老人医療、尊厳死、安楽死-医療の抱える矛盾紹介、改革への道筋示す。

(40)日本の医療(保阪正康・講談社・94年8月15日発行)人命尊重という墓場、世界一長寿国の「恥部」、医療はどうあるべきか。医療と社会の関わり。

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