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自慢の「皆勤賞」の価値が減り寂しい

中学校の卒業式で9年間の皆勤賞をもらった。高校2年か3年のとき、級友に自慢した。「小中高12年間の皆勤賞を狙っているの? 馬鹿馬鹿しい」と軽蔑され、高校3年間で2、3日休んだ。

妻が賞状を保管していた。皆勤賞をもらったのは私ではなく父親。授与は校長ではなくPTA会長だった。

賞状 〇〇 〇殿 貴殿御子弟〇〇君はあらゆる困難に耐え九ケ年皆勤されました このことは貴殿はじめ御家族御一同の教育に対する熱意の表れと感銘に堪えないところで御座います 茲に本会の総意により深く敬意を表すると共に記念品を贈り之を表します 昭和38年3月18日 こんな感じです。

最近は「いじめ」「体罰」などもあり、無理して学校に行くことはない。皆勤賞は不要という人が増えている。孫なども体調が悪くなるとすぐ休む。自慢の皆勤賞の価値が減りちょっと寂しい。

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