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昭和レトロ感漂う老舗喫茶店の思い出

東西線浦安駅近くに老舗の喫茶店がある。シャンデリアや木彫りの熊など高級感ある内装などレトロ感があり、コーヒーもサイフォンでおいしい。感染防止のため90分の利用でお願いしている。

飲み物のほか、ポリタンやサンドイッチなどもある。客層は地元の人たちばかりといった感じ。昭和50年代の開店以来、私が中町に引っ越すまでの5年間通う。居心地はとても良かった。

結婚前は大塚(東京・文京区)にいて、休日は馴染みの喫茶店で暇をつぶした。大日本愛国党の初代総裁・赤尾敏さんや、「赤頭巾ちゃん気をつけて」の芥川賞作家・庄司薫さんらも来ていた。

店内で見かける赤尾敏さんは、数寄屋橋で街頭演説をやっているときとは違い、柔和な顔だった。その喫茶店は、セルフ式コーヒーショップが幅を利かせている中で、いまも孤軍奮闘している。

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