ステテコ、ランニングシャツから前進

先日、ネクタイ着用命令なる記事を書いた。さっそく「そんな指示ありましたっけ？」というコメントを頂く。何年ごろの話だったのだろう。いろいろ考えたら、1990年前後だと分かった。

映画「タスマニア物語」は1990年７月に公開された。そのロケ取材で１週間ほどタスマニアへ。撮影の合間に田中邦衛さん、薬師丸ひろ子さんらと写真撮影。一人ネクタイ姿で写っていた。

他社の記者に「日刊さんがネクタイ着用というのは知っている。でも暑い日はしなくていいのでは」と言われる。ステテコ、ランニングシャツ姿で記事を書いていた時代から一歩前進した。

築地本願寺での会長の葬儀（2004年３月）で「参列者は靴紐付き革靴で」というのがあった。社葬に参列する資格（部長以上？）がない社員は無関心。どうでもいいこの指示も覚えている。