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田舎に住むならひと冬体験してみよう

息子の家の近くに空き家が点在している。数十年も住んでおらず、リフォームのし甲斐がある家ばかり。こんな話を田舎の友人に話したら「すぐ住める家がかなりあるよ」という。

憧れみたいなものはある。「田舎に住みたいなら、ひと冬生活してから」とアドバイスされた。「高校卒業までいたから大丈夫」といったら「昔と今は違うから」と苦笑い。雪はともかく寒いらしい。

岩手では9日、県内で氷点下の市町村がかなりいた。宮古市では朝の最低気温は零下24.1度だった。雪害のニュースに接するたびに「夏よりも冬が好き」なんて言っていたことが不謹慎に思えた。

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