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存命の講道館十段一人もいなくなった

中学では野球部に所属。柔道、剣道もやっていた。ある日、柔道部の部長が三船久蔵講道館十段の話をした。岩手県久慈市出身。159㌢、55㌔。「柔道は小柄でも強くなれる」と言った。

結局、野球、柔道、剣道とも中途半端。遊びで出た校内の相撲大会で優勝、市内の記録会では未経験ながら砲丸投げで入賞した。種目を絞って指導を受けていたら好成績残せただろうか。

三船久蔵は1945年、62歳で3人目の十段となる。wikipediaによれば「1882年に柔道が創設されてから約140年たちますが、十段に昇段されたのは2021年3月時点で15名しかいません」。

2022年2月27日に安部一郎氏(99)、10月21日に大沢慶己氏(96)が逝去。存命の十段は一人もいなくなった。三船久蔵十段の稽古をユーチューブで見る。技に切れ味があった。

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