尊富士新入幕優勝に黄信号右足首負傷

大相撲春場所14日目、新入幕優勝に王手をかけていた尊富士が朝乃山に敗れた。２敗目で１差に詰まったが変わらず単独トップ。尊富士は千秋楽で豪ノ山、３敗目の大の里は豊昇龍と対戦する。

尊富士110年ぶりの新入幕優勝に黄信号だ。土俵際で朝乃山に寄り切られた際に右足首を痛め車いすで花道を戻り、その後救急車で病院へ搬送された。残念だが最悪の場合不戦敗も考えられる。

尊富士が不戦敗でも歴史的優勝の可能性はある。大の里が豊昇龍に敗れたケースだ。勝った場合は優勝決定戦で、大の里が不戦勝で初優勝となる。尊富士が軽傷であることを祈り千秋楽を待つ。

今場所は４大関が勢ぞろいも、そろって白星を挙げた日は皆無。横綱も途中休場の中、平幕の尊富士、大の里が活躍した。４月18日に大相撲浦安場所初開催。こちらの方も盛り上げてください。