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坂道で何度も休み体力のなさ痛感する

雨の墓地公園は涼しかった。芝生広場で雨宿り。雨に濡れている芝生が鮮やかだ。墓参りする人も少なく、清掃スタッフも見かけない。石材店がテントを張り墓石の設置工事を行っていた。

雨のため滞在時間は1時間ちょっと。普段の半分である。弟の樹木葬の時は20分くらいか。革靴から長靴に履き替え坂道を上る。100㍍足らずの距離だが何度も休み体力のなさを痛感した。

家の庭に咲いていた花を手向け、線香に火をつけ手を合わせる。切り株に座って甥の一連の行動を見ていた。「近いうちにまた来ますから」という声を聞き、小さな石碑の前で頭を下げた。

田舎の墓地は家から10分と近い。道は舗装されており歩きやすい。たどり着くと、どのお墓も花が枯れていた。それでもお盆になればお花畑になる。昔はお墓で懐かしい人によく出会った。

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