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汽車通学50~60分、恋語り合うもよし

高校時代は汽車通学していた。利用可能な最寄り駅が2つ。短い方は10分、長い方は20分ほどで目的駅に着いた。岩手・釜石線の話である。蒸気機関車(SL)の「ガタンゴトン」が懐かしい。

蒸気機関車は、電気やエンジンを使わず水と石炭を使って走る。煙を吐き、力強い汽笛を鳴らす。特に、黒煙と汽笛がマッチしているところが好きだった。1976年ごろまで走っていたという。

およそ1年ぶりとなったSL銀河(釜石線)。機関車C58の点検整備を終えての復活だ。今年度の運行は8月21日~12月5日まで。私のころはCより力があるD51(デコイチ)だったのかも。

隣町から汽車通学の生徒は、乗車時間が50~60分ほどあった。座る場所もほとんど一緒。勉強するもよし、恋を語り合うもよし。そういう意味で、乗車時間長くて20分はハンディ? だった。

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