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現金10万円、やはり戻ってこなかった

いつの間にか駐在所がなくなった。中学校の近くにあり、巡査が警察事務を取り扱っていた。自転車で巡回中によく出会った。駐在所がなくても影響なし。生活上、不自由さを感じたことはない。

父親が警部補という同級生がいた。駅前の交番勤務だったと思うが、親の目を盗んで高校生の息子が喫煙とはね。彼は無事に卒業し東京の私大へ。そして、県内で難関の地方紙に入社し驚かせる。

調査室にいたら偶然、後輩がやって来た。「神奈川県警の菊池さん知っていますか? スピード違反したときお世話になりました」。勤務先が同じで私の話になり「あいつは同級生だよ」となる。

新浦安駅前広場で、孫がボールペンを拾った。ゴミ箱に捨ててと言ったら、交番に届けるとスタスタ。手続きが結構あり時間を要した。たかだか100円前後。お巡りさんも大変だよなと同情した。

錦糸町駅近辺で10万円入りの封筒を落とす。交番に行き遺失届を提出。「何かあったら連絡します」ということ。戻ってくるとは思わなかったが、やはり戻ってこなかった。うまくいかないもの。

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