【雨宮神社】 熊本県球磨郡相良村の神社

雨宮神社(あまみやじんじゃ)

雨宮神社の創建は不詳とされており、
かつては神殿などはなくこの雨宮の森自体をご神体として、
祈りの対象としていたのではないかといわれています。

永享年中(1429-1441)に頃に再興されて後、
延徳年中(1489-1492)頃に修造。永正9年(1512)大風のため破損。
同13年(1513)に社殿を作り替え、元禄6年(1693)を修造。
文久2年(1862)8月改造の記録があります。
明治元年(1867)に雨宮大明神の名称を雨宮神社と改称し、
明治40年(1907)頃に神殿を造営。

人気アニメ『夏目友人帳』の舞台の一つとしても知られ
ファンの間では聖地となっています。

社殿の奥には、奥の院である
「三産(シャンシャン)くぐり」と呼ばれる巨石のトンネルがあります。
そこをくぐると、「幸せを産む」「安産」「金を産む」という
三つの「産」を授かるご利益があるとされています。 

御祭神
天之水分神(あめのみくまりのかみ)
国之水分神(くにのみくまりのかみ)
久比邪持神(くいなもちのかみ)(久比奢母智神くひざもちのかみ)
高於加美神:たかおかみのかみ(高龗神:たかおかみのかみ)
舟玉命(ふなたまのみこと)

雨宮神社は雨乞いにご利益があるということで、
現在でも干ばつの時には多くの人が参拝に訪れるそうです。

鎮座地
熊本県球磨郡相良村大字川辺5886

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