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バースダイアリー ~九州バースセンター うばがふところ~

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妊娠中の方向けに、妊娠期間をできるだけ快適に、健康に過ごせるように作成しました。妊娠中だけでなく、出産後も使えるような内容にしましたので参考にされてくださいね。
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#妊娠中

はじめに

ごあいさつ院長の齋藤です。 思えば、平成22年、産科医師の減少に伴い赤ちゃんを産む施設がなくなるという社会問題に対して「地域のお産を守るために」という信念に基づき、 「九州バースセンター “うばがふところ”」を立ち上げたことに始まり、 平成29年1月に体外受精、顕微授精、帝王切開も行える齋藤シーサイド・レディースクリニックを開業し、現在では九州バースセンターと共に不妊、不育、出産、産後までトータルにケアできる施設とし発展することができました。 患者様が少しでも安心して治療や

自分でできるお産のためのお灸

お産のためのお灸【妊活のお灸・安産のお灸】1.お灸について 2.お産に効果があるお灸 3.お灸をするのに準備するもの 4.お灸の仕方(お灸のすえかた) お灸をすえる順序5.お産の前に免疫力を高めましょう 【1】妊活のお灸(不妊治療の補助療法として) 【2】妊娠中のお灸(妊娠初期~中期~後期) 【3】「安産のお灸」妊娠中期より始めます 【4] 出産時期のお灸【5】出産後のお灸 【6】その他の症状に効くお灸のツボ

つわりを乗り切る方法

つわりがひどくて、どうしても思うように食事がと思いま摂れない方もいると思います。 お腹の赤ちゃんのためには栄養をとらないといけないし… 無理やり食べても吐いてしまってとてもきつい… そんな人は以下のような工夫で乗り切ってみましょう。 分割して少しずつ食べる とにかくちょっとずつ、「これならなんとか食べられるかも」と思うものを小分けにしてお腹にいれてみましょう。 栄養のよいものを取れればそれに越したことはありませんが、あまり難しく考えないでもOKです。 つわりを和らげ

妊娠中の食事

妊娠中の食事についてよく「妊娠したら赤ちゃんの分まで食べなさい」などと言われますがこれは何も「量」のことを言っているのではありません。 むしろ、量を多く摂ってしまうと、カロリー過多になり・・・ ママの健康上も良くありません。 この言葉の真意は、 赤ちゃんがお腹の中で育つために必要な「栄養」をしっかり摂りなさい ということです。 赤ちゃんに必要な栄養とは… すなわち妊娠を健やかに継続するための栄養です。 大切にしたいのは、量ではなくて質。 妊娠中に食事に気をつける習慣を

妊娠中の過ごし方

からだの変化 こんな時は、必ず相談してください 緊急電話の連絡先は診察券の裏に記載があります。 お腹が張る⇒横になり休息をとる→改善しないときは電話を! お腹や下腹部が痛い→改善しないときは電話を! 性器出血→性器出血や血の塊があるときは電話を! 破水→すぐに電話をして、入院の準備をしてお越しください Lineでの連絡ではなく、緊急電話に掛けて下さい。