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バースダイアリー ~九州バースセンター うばがふところ~

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妊娠中の方向けに、妊娠期間をできるだけ快適に、健康に過ごせるように作成しました。妊娠中だけでなく、出産後も使えるような内容にしましたので参考にされてくださいね。
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#妊娠中の運動

はじめに

ごあいさつ院長の齋藤です。 思えば、平成22年、産科医師の減少に伴い赤ちゃんを産む施設がなくなるという社会問題に対して「地域のお産を守るために」という信念に基づき、 「九州バースセンター “うばがふところ”」を立ち上げたことに始まり、 平成29年1月に体外受精、顕微授精、帝王切開も行える齋藤シーサイド・レディースクリニックを開業し、現在では九州バースセンターと共に不妊、不育、出産、産後までトータルにケアできる施設とし発展することができました。 患者様が少しでも安心して治療や

妊娠ライフを快適に過ごすために気をつけることや知っておくべきこと

妊娠5ヶ月は安定期と呼ばれる時期に入ります!!妊娠ライフを快適に過ごすために 気をつけることや知っておくべきことなど日本では、昔から妊娠5ヶ月に入った最初の「戌の日」に安産を願って腹帯を巻く風習があります。 「戌の日」にするのは、犬は極めてお産が軽く、一度にたくさんの子どもを産むことから、日本では犬を安産の守り神として愛されてきたため その戌の日に子宝に恵まれたことに感謝し、 また授かった子どもが健康に生まれてこられる様に祈祷をすると良いとされています。 下半身に負担をかけ

妊娠中の太りすぎに注意

妊娠中は赤ちゃんのために栄養をたっぷりとるのが理想。 けれど過剰に食べ過ぎてしまうと肥満になり、 次のようなリスクが高まります。 赤ちゃんの成長阻害: 心肺機能、循環機能が低下し、赤ちゃんへの血液供給量がダウン。 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症): 胎盤機能が低下し、赤ちゃんにも母体にも悪影響が。 妊娠糖尿病: ホルモン異常がおこり、血糖値コントロールが不可に。 赤ちゃんの命にかかわる場合あり。 難産:循環器系の機能低下や産道に脂肪がついて!お産が大変に。 太りすぎ防