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2021年4月の生き方を大予祝

2月に控える医師国家試験を目前に、日夜勉学に励む桂思郎をみていると、不安をも包み込む精神力、その中でも、そんな精神を支える「想像力」が、人間にとっていかに重要でインパクトのあるものかを思い知らされる。想像力っていうと例えば、今彼は福井にわたしは大阪にいるのだが、わたしのぶんのお茶を沸かしてくれたり、頑張った日は頭を撫でてくれる。あたかも当然のようにわたしに寄り添ってくれる言葉たちは、最初はただの冗談のように感じられて単純に楽しかったが、その言葉が放つ力にもまた、すぐに気づかされた。言葉は思考を作る。互いの想像力を働かせ、ただ信じれば、本当のことになる。本当に彼は、人間の可能性は無限大であることを思い出させてくれる、果てしない存在である。

壮大にのろけた。このあたりで、本題に入っていこう。切実なる、今年わたしはどう生きているのだろうか問題だ。実のところ、ほとんど何も決まったことがない。お父さんお母さんやおばあちゃんズは、本当に忍耐強く娘の進路報告を待ってくれていて、もはや「生きてってくれたらいいから」という境地に達していると思われ、尊敬の念を抱く。
はぐくむのインターンにのめり込み、自分自身の直近の決断を後に回し続け、コーチにお尻を叩かれてようやく就活を再開した昨年9月。それでもどこか身が入らず、「就活一本」に拒否反応でいつも寄り道ばっかり。そうこうする中で、ついに年が明けたーーー。しかし一方で、寄り道の道中に、出会うべき人と出会い、必要な可能性の種はおおかた拾い集められた気がしている、今なのである。というところで、描いてみればよいではないか。自分の描ける最高の春の暮らしを、まずは描くことから始めよう。そこからさらに、出会える人も、出会える気持ちもあるのだろう。

ゆえに、これから書くのは、決定事項と未決定事項のごちゃまぜ。決まってることなんて、大学を卒業することと、4月から桂思郎と鎌倉に移り住むこと、あと、いくつかしかない。そして、ワクワクするのは1本の線のような未来ではなく、たくさんの要素だから、頭の中ぜんぶはうまく表現しきれないだろう。でも今年は、変わることを恐れずに、まずは荒々しく描き、言葉にすることを大切にしたい

「(動)愛する」を探求するスクールを作っている

わたしのミッションのひとつである気がしている「学校や家庭やパートナーシップの中で愛について学んだり話したりするのが当たり前になるためのお手伝い」を通して、ちょっとだけ世界平和に貢献する計画について。
大好きな本である『Loveability』の

「想像してください。いつの日か、子どもたちは学校で愛について学ぶでしょう。愛や自己尊重について授業を受け、『私はあなたを愛しています』という言葉の意味を深く考え、自分の心の声を聞き、そして、みずからの喜びに従うようになるでしょう」(Robert Holden、6ページ)

という文が表す光景が脳裏に焼き付いて以来、家族愛、恋愛、友愛、性愛、異文化間コミュニケーションの中での愛、ものごとに対する愛など、あらゆる関係性における愛について取り扱い、愛について体系的に学ぶ場を作りたい(ゆくゆくは子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで)と静かに夢見ていた。そんなとき、ご縁から元インターン仲間のつねちゃんと意気投合して、一緒に愛について探究するプログラムを作ることになった。2月から3月にかけてまず体験版を開催、参加者・運営メンバー合わせて10人程度で行った。6回のクラスは、毎回試行錯誤で一筋縄にはいかないことばかりだったけど、参加者それぞれが愛をより身近なものに感じ、周囲との関係性に変化を見出してる。

愛というものに対する認識が今まさに世界単位で大きく変容している気がする中で、今自分が実現したいものが、世界にとって意義のあることだという確証を得られる機会になった。わたしが描くものはまだまだ不明確だけど、自分自身もRobert Holdenさんのプログラムに参加したり、似た領域に取り組む人にアドバイスをお願いしたり、なりふり構わず動いちゃう中で、先輩の英知をたくさん吸収してくのだ。自分のパートナーシップや家族との関係性についてもなおさら向き合うしだな。そんなこんなで、4月からはまず、同世代の人に向けて3ヶ月から半年のプログラムの計画を進めているところ!

書くことで価値貢献している

美しい言葉で表現したい。生きたいーーもうひとつのわたしのミッションは、自分の命の表現を味わい尽くすこと。そして、そういう人が増えていくことを最高に祝福したい。そのためにも、人の情熱の源泉に触れ・えがくことをしていきたい。そんな中で、わたしが大好きな書くことを通して「誰かのお役立ちになっている感覚」を得られるようになってきたぞ。
敬愛する恩師のてぃさんの紹介記事を書かせてもらうなど、いろんな人との不思議なご縁で、ライターを必要としている知り合いの方とつながることができたり、スタートアップで会社の良さをどんどん発信していきたいところとつながって、マーケティングなども学びながら、書くことを極めていく旅に出た。去年の9月に始めたはぐくむコーチングスクールのインタビュー記事は、大好きなはぐくむコーチングと同志の情熱に触れるありがたい時間で、インタビューの楽しさを教えてくれた存在。そこからgreenzなどのライティングコミュニティでもライターとして活動できるようになった。
自分自身の情熱の源泉とのつながりは、徐々に生活に占める割合を高めていきたいところ。愛おしい日常をエッセイみたいにつらつらしちゃって、経験を作品に昇華している。ネタがたまったら、ぎゅっと濃縮して1年に1作品でも小説を書こう。そうやって日々を味わって生きている。め~いっぱい生きている。
今は、関わりたい人と関わる中で、書きたいと思える文章を書いてることが本当に幸せ書くことを通して、わたしが大切にしたい人やものごとを大切にすることができている

すごいシェアハウスを始めている

桂思郎が働く会社のオフィスが鎌倉にあって、大きなお屋敷なんだけど、なんとそこに住まわせてもらっているばかりか、鎌倉の個性豊かな人々を集わせ、シェアハウスを始めることになった!そこで関わる人たちは、本当に面白い人ばっかりだ。わたしは溢れんばかりの母性をフル活用して、シェアハウスのメンバーを包み込む度に、その器はぎゃんぎゃん大きくなっていく。
日中はそこで働いている人々が入り混じってる中で面白いことばかり起こる。そんな幸せなカオスの中で、またはお気に入りのカフェで、めちゃ集中して仕事する。すごく難しいけどぜんぶ楽しくて、飽きなくて、一瞬みたいに感じられる。夕方にはお屋敷についているサウナでその日の疲れやいろいろを洗い流し、エネルギーを循環する。
“「生きる」と「働く」がつながってる”というボリビアで一目惚れした生き方を、日本の鎌倉で早くも体現できて幸せ。多様な人間関係の中でエネルギーが循環されて、桂思郎とけんかしても、周りの人々の存在のおかげで、建設的な話し合いがどんどんうまくできるようになってきた、ありがたすぎる環境だ。コワーキング、コリビング。その良さははぐくむハウス大阪から引き続き実感し続けられてる。

家族インタビューがたくさんの家族に光を与えている

今年の1月に始めた家族インタビューを、1月から毎月1人のペースで記事を制作してる。1人1人に話を聴いていく度に、家族の過去や世代観からくる独特の価値観が紐解かれていって非常に興味深い。自分の中で「家族」という繋がりの新しい可能性が描けていることがまずとても意味のあることだ。
わたし自身、末っ子ってこともあってこれまではほぼ「してもらう」ばかりだったけど、こうやって普段しなかった深い関わりができたことで、家族の方から相談してもらえるようにもなった。これからはもっと家族の架け橋になれたらいいなあ。
しかも、記事を読んでくれた人が、自分の家族との向き合い方を考え直すきっかけにしてくれた。友達にも家族にインタビューして記事にするのおすすめしたら、その記事がすごく面白い。家族の関係性の中で幸せを感じる人が自分の周りで増えていくのを実感して幸せ!

アーティスティックなコーチングをしている

自分の命の表現を味わい尽くす人を増やすために、表現のサポートもやってる。それは、コーチングかもしれないし、オリジナルのライティング教室かもしれない。その人の命、魂を解放させる表現を一緒に見つけて、そこに向かっていくのを妨げるものにともに向き合う。継続的に関わる相手が増えて、彼らの願う姿に近づいていっているのを感じる。楽しい。彼らとは強い願いで結ばれ合う「仲間」みたいな関係性でもあって、互いの表現を感じ合って日常の中でも高めあっていくような。
そんな広義での「Artist」を増やすことも楽しい中で、すでにArtistな人に向き合いさらなる可能性の追求もサポートし始めた。画家、作家、歌手、ダンサーなど、彼らのクリエイティブな生き方に伴走し、自身の経験や葛藤を感動に変換していくお手伝いをすることを学んでいる。

最後に書くのもあれだが、今がんばっている就活でご縁があったら会社に所属して働こうかなあ、と思っている。それについては一旦ステイでした。このイメージをもって新年進んでいこう。
ということで、うわーん!予祝を描き切るのは難しい!がんばった!

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